ゆめ か うつつ か
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25歳年上の男と結婚した友人の話を弟にしたら、「女は基本的に年上に幻想を抱いてるもんね」と言われた。
年上だから頼りがいがあるとか年上だから守ってくれそうとか、そんなの確かに幻想で、それは「おんなのこなんだから」って言われるのにも似てる。
ちなみに「おんなのこなんだから」の後には「かわいいものが好き」「こども(動物)が好き」「料理が上手」などが続く。これは言うなれば「日本人なんだから和服着て正座して三食とも米食って文房具は筆と墨汁」って言われるのと同じくらい現実離れしている同定の仕方だと思う。
それでも、年齢の多寡による「らしさ」幻想は男女の「らしさ」幻想ほど根深くはないはずだ。性別という生得的なファクターと異なり、年齢ってのは経験的・習得的な問題だから。人生の経験値が高ければ、ひとは必然として成熟に近付く。年経た人間が頼れるのはそういう論理で、自然と身につくものだが・男女の「らしさ」というのはこうはいかない。
っていうかそんなこと言ったら、「男は基本的に年下に幻想を抱いている」だろう!谷崎潤一郎やらマルケスやら・多くの作家がロリコンをテーマに書いてるけどさあ、作品中における少女の役割と言ったら「聖女」そのもの、無味無臭・無色透明・ガラスケースに陳列されてますって感じ。
本物の少女というのはもっと強かだししなやかだしケモノ臭いんだぜ!
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