ハナ紙違い。

一見造花風だが、よく見るとちり紙の山。

この中に花粉症の人が埋もれているんではないかと心配になる、斬新なディスプレイ。ディスプレイ？ だよね、多分。


　　

感慨。

最も親しい友人のひとりが交際３カ月でスピード婚に至り、祝いの品に添えるメッセージを認めているうちになんだかしみじみ涙が出そうになった。参った。

勉強もお稽古ごともバイクも料理もなんでもこなす才人で、そのうえ大変な美人という無敵ぶりが仇になり、寄ってくる有象無象の男たちに逐一、苦労していた。もっとズルく生きようと思えばできるのに、と思いながらしんどそうな彼女を見てきたわたしとしては、感慨深いものがある。


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（美）男はしなくていいのに（美）女がしなければならない苦労って、ある。ことさら美をカッコに入れたのは、まんま男女の違いに繋がるからだ。どちらかといえばプラス要素の「美しさ」もマイナスに働きやすいのが女。いや、醜さも賢さも優しさも強さもどんな要素でもマイナスになりやすい、それが女。

いろいろな例を見てきたけど、なんか皆そんな感じなんだなあ。才色兼備、温柔誠実な女性ほど生き辛そう。

弟が遅刻して困る＆弟が日本語が不自由で困る。

ホント困る。

仕事や友人との約束は守るらしいがとにかく身内との約束は、当たり前のように二時間は遅れてくる。なじると、「日本人はせかせかしてヤダね」と、さもこちらに心の余裕が無いように言ってくるのでタチが悪い。

先日家族で集まるときはわたしが弟を連れていく役回りで、苦心した結果二十分ほどの遅れに留めたが、兄からは「何やってんだお前」と、わたしが怒られた。

弟は、「俺のおかげで遅れたんだ」と抗弁していた。

アナタのおかげで遅れさせていただきました、ありがとうございました。

焼肉しながら考えた

焼肉って、日本の料理ぽくないよなあ、とつくづく思う。

日本人ってもともと、肉をたくさん食う民族ではない。体型からいってもアジアでいちばん胴長（腸が長い＝草食）だし。

そもそも日本で正式な祝い事（ハレの日）に焼肉ってしないよね。ヨーロッパのクリスマスあるいはアメリカのサンクスギビングディには七面鳥の丸焼きと決まってる。中華文化圏ではお盆における豚の丸焼きが欠かせないし、台湾では、中秋名月に焼肉する風習がある。でも日本では、「尾頭付き」ということばがあるとおり、肉より魚が主。

これにはいろいろ要因があるだろうけど、個人的には、日本人が食べ物に「新鮮さ」を求めることに関連してるんじゃないかと思った。肉はナマで食うには適してないからね。


肉を食うって、コストとベネフィットを考えたらものすごく贅沢なことらしいね。牛や豚を飼育するためには飼料を作らねばならない、ならば直に人間が食える米や麦を作ったほうが効率がよい。

安価で美味な肉を安定供給できるまでにはいろいろな技術の発展があったわけだけど、反面、ピンクスライム肉（洗剤やアンモニアで消毒加工したくず肉）みたいな恐ろしいシロモノも供給されるようになったわけで、やはり食べ物は新鮮である、出どころを知っているに越したことはないなあと。

でも肉って美味いんだよなあ、栄養の味、カロリーの味。

(no subject)