ゆめ か うつつ か
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件の村は木枯らし紋次郎の故郷。なんと紋次郎が生まれてから故郷が出来たという、たまごより先ににわとりが出来ていた、そんな村。
村人(?)「ここはねえ、もう三十年くらい前からあるんですよ。N光E戸村が出来るときにここに見学しにきたんですから」
山ひとつがまるまる村になっており、紋次郎記念館(とみせかけて笹沢サホ記念館)やからくり屋敷、怪洞窟などのアトラクションがあるが、やはり規模から言って楽しめるのは小学生中学年くらいまで。もしくはマニア。記念館では、紋次郎が悪漢に襲われる自分を助けてくれる(という設定の映像が流れる)嬉しい得点があるので、マニアは行っておきたいんじゃないだろうか。
村人(?)「時代劇コスプレマニアの方なんかもいらっしゃいますよ~」
でしょうね~。
村でお金を使うには、両替しなければならない。お土産を買うにも一服するにも文銭、一文銭=100円の計算。あまった文銭は帰りに両替してくれる。これはちょっと楽しい。使いたい。「麦般若」=ビール、「水菓子汁」=水菓子(果物)のジュース、というのも、よく考えたなあと感心した。
村人「文銭のアイデアもね、E戸村より、こっちが先なんですよ~」
m「なんにせよここのひとが『E戸村このやろう!』って思ってるのはよくわかった」
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平日だったのもあってか、閑散とした感じではあったが、しかしまあそれなりに面白かった。からくり屋敷とか、忍者気分で出口を探せ!って小学生にはウケそう。少なくともわたしとmはオオウケだった。途中、「何でこんなとこ来ちゃったんだろう」的沈鬱なカップルとすれ違って、自分たちとのテンションの違いにかなり違和感を覚えたがしかし、自分たちで刺激を探せばわりと楽しめるはずだ。けして期待して行く場所ではないが、茶屋の女性が無料でお茶を振舞ってくれたり、カツラを貸してくれたり、そういう意味でもアットホームな、懐かしい匂いの場所だった。
ただし、夏場は絶対蚊がものすごそう。
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