ゆめ か うつつ か
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二日目は、みかんの茂る丘を越え伊豆山中へ。
目指すは『修善寺物語』の舞台。青蛙堂先生(*岡本綺堂)大好きなので、一度訪れてみたかった。畑が続くのどかな道のむこう、清流を追ってゆくと修善寺へたどり着く。
街を貫くような川の流れに沿って、散策。修善寺は、小さな町だった。あいにく中心部は工事中で風情という点ではイマイチだったけれど、そこはそれ、得意の妄想力で補うことにする。なるほどこの川のほとりでかつらとかえでの姉妹が砧打ちしたりしたのかしら、かつらと頼家が語らったりしたのかしら……とかね。
梅香る境内に、達磨の顔。
竹林の小径。竹は、良い。
はこ湯とか素敵なカフェとか、見所もいろいろありそうだったけど、今回はさらっと回るにとどめる。帰り際、川近くの店で薦められたおまんじゅうが絶品で、思わず一箱買い求めてしまった。
着物か浴衣で散策したい、そんな街。
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