ゆめ か うつつ か
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昨今のバレンタインでやたら友チョコ・逆チョコが流行るのは、販売側の戦略もあるだろうけど、それにもましてバレンタインというイベントの持つ意味あいが時代と共に変化したことにあるんだろうなとふと考えた。
一昔前のバレンタインというのは「女の子から男の子に公然と告白できる日」だったような気がする。告白(交際申し込み・好意の表明)は男から、というのが当たり前の、マッチョな時代においては、バレンタインというのはなかなか画期的なイベントだったわけだ。女の子が告白するなら下駄箱にラブレターとか、そういうオーソドックスな時代・本来は男性的な行為である告白を、チョコという甘い贈り物に恋心を託してカモフラージュできたわけ。
今や男がこぞって草食化しちゃったから、「年に一度の」機会なんて待ってらんない女の子が増えて・バレンタインはちょっとおしゃれなギフトイベント、お歳暮やお中元と大差ない季節の風物詩ってかんじだ。むしろお歳暮やお中元ほど高価でもなく、モノとして残るわけでもないので、こっちのほうが気軽。
大体女の方が甘いもの好きなひと多いしね、そりゃまあ当然のなりゆきだろうと思う。
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