ゆめ か うつつ か
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帰宅途中、新宿を通りかかるころに所要で弟に電話をかけたら
「おっ ちょうどいいね、今日●●さんが新宿でお笑いライブするんで、観に行くところ。当然来るよね??」
と 言われてしまった。「●●さん」は主婦業の傍らお笑い修行している駆け出し芸人で、以前からライブに来いと言われ続けていたのを体よく断っていたのだが……、まさに飛んで火に入る夏の虫。
わたしはかつて不幸にも●●さんのネタを目撃してしまい感想を求められたことがあるのだが、そのときは彼女独特の天然ボケが暴走してしまった前フリもヤマもオチも無いような勢いだけのシロモノで、感想はおろか正視するのも耐え難い思いをした。
……結果、今回も、ほとんど正視できなかった。
後に「どうだった?」と明るく話しかけられ、「いやあ、笑ったわらった(苦笑いだけど)」と答えておいた。
*
わたし自身はいわゆる「お笑い好き」ではないが、笑うことは大好きだし、他人を笑わせるのも好きだ。ゆえに、他人の笑いには点が辛くなってしまうのかもしれない。
柳田國男は「笑の文学の起源』で日本人は怒っても憎んでも笑う、「よく笑う民族である」と言っていて、それはちょっと意外に感じたけど、一貫してゆるぎない漫才・お笑いブームを考えたら納得できる。日本人にだってエスプリ(機知)もあればユーモア(諧謔)もあるんじゃい!
一休さん とかな!
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