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ゆめ か うつつ か
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書類整理してたらイタリア語プリントの裏に嵐のような殴り書きで書いてあった、イタ語やってたのは学部三年のときだけど…大方そのとき読んでた本の感想及びあたしの雑記。



世紀末にはとびぬけてよい作家は出てこないが百科全書的な作家が多くなる。材料だけは沢山持っているがたいしたことの無い内容、沢山の廃棄物にとりかこまれ、 それ を処理しなければ新たなものは生まれない。
地震や戦争でも起これば話は早いがそんなに簡単にはいかない。
今世紀はともかく前世紀の結果は出ている。

「グラディーバ」
歴史の層が重なる 色の層が重なるように
「ぼろんじ」 ぼろぼろの服を着ている敗残兵
産業革命以後に形成された街には歴史が無い。日本ならさしずめ応仁の乱か。東京もしかり。
並列の時代である現代ではデザイナーが多く排出される、組み合わせるためだけに、引用する価値のあるものを引用する、中国やイタリア、主人公はポンペイの街でさまざまな歴史に入り込んでゆく。
*壁画(神話、聖書主体) 絵は建築(不動産)の一部であるという考え、象徴であるので、リングと一緒。欲しければ女と結婚するかあるいは略奪する。金では交換できないもの、本来は不動産であったものが動産=ポータブルなものへ

「メレアグロスの家」
メレアグロスの神話
カリュドンの王子メレアグロスは生まれたときに燃えていた薪が尽きるときが寿命と定められた
Dianaへの宝物を捧げなかったために凶暴ないのししを向けられ、そのいのししを殺してしまう
水浴を覗き見られたDiana、Dianaの愛=谷崎潤一郎の小説    「ふーてんろーにん」
アルカディアの王女、アタランテとの徒競走で勝ちを譲る
おじは怒っていのししを盗もうとしたのでメレアグロスはおじを殺してしまう
メレアグロスの母アルタイアは怒って薪のもえさしを燃やしてしまう
→一家全滅

走るアタランテ=厳しい女、アマゾネス
逃げるアタランテ=水銀的 すぐに蒸発する

ステパノス「花冠」 ギリシア詞華選
エピグラム=寸鉄詩 短いことばでぴたりとあらわす
・・・1400年(東ローマ滅亡)まで ユダヤ侵略、ギリシャ貴族は陥落

Corpus ばらばらのものを繋ぎ合わせる。古代地中海のばらばらの詩歌を集め詩集にしたものが「花冠」、もう一度集成すること
復元

二人のメレアグロス(神の怒りに触れた男)を集成することによって違うものとして復元する

              ばらばらになった男=エジプトのホルス、セト神

けしの花はモルヒネの材料、自分の中をさぐり本物の感情を伝える
ポンペイの人々はそれ(忘れたがっていたこと)を忘れていた

グラディーバ ⇔ グラディーヴス(男性形・マルス)



走り書きは以上なんだけどこれなんだろか…多分何か一冊の研究書のための覚書なんだけど・フロイト分析が関わってるのはたぶん間違いないと思うんだけど…たぶん…うーん思い出せないー心理学か言語か哲学か宗教か、そのあたりだと思うんだけど…


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