ゆめ か うつつ か
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毎年、初夏になると庭先に弱った揚羽が休んでいる。携帯のカメラを近づけても微かに羽を震わせるだけで逃げようともしない、蜜柑の樹にでも卵を産んだ帰りかな。
赤ん坊はさかんに動いたり声を上げたり、少しずつ人間らしくなってきている。手や脚の皮がむけているのはものすごい勢いで新陳代謝してるから、らしい。
姉(初孫)の出産に立ち会わなかった父が、わたしの出産には立ち会うと宣言した。父は母の出産にもついぞ立ち会うことがなかった人なので、いきなりそんなことを言い出した理由を尋ねたが、ただただ「心配だから」の一点張り。どうやら日頃わたしが「結婚はしないが子供は欲しい」と放言しているのを聞いて、[テテナシゴ]を産むわたしを可哀想に思ったらしい。
何もかも未定のことについてそこまで気にかけるのかと笑いながら、ありがたいなあと頭が下がった。
明日恋に落ちるかもしれないし30分後に死ぬかもしれない、未来のことは全て未定。
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