うわっ

うわー。

え　あ　うわー
これはもしかしたらもしかしてほんとに卒業できないのか？

いや卒業できないことへの失望はあまりない、自分の論のお粗末さはじゅうじゅう承知しているのでその点を責められても致し方ない、が　論文書くにあたってお世話になった人たちへなんて申し開きすればいいんだ…　とか考えてしまうことが既に問題で、自分の論を守ろうとか弁護しようとかそのために攻撃に転じようとかそういう方向に働かないってのは既に　あたしの論は既に　論ですらなく　誰かに向かって主張したいこともなく　ただ義務を果たすためそれだけのためのもの　ということ、此処にいたってもまだ周囲の人のことを考えてる、それが問題だ。

まあいずれにせよ明日、明日だよね、先生も極力どうにかしてくれようと思ってそれで今日電話くれたんだと信じたい。一時間くらい丁寧に諭されたことは忘れたい。論文製本のこと尋ねたらやんわり「明日の試問が不合格だったら製本しなくていいからね」とゆわれたのも忘れたい。「多分○○先生に怒鳴られると思うから覚悟したほうがいいよ」って言われたのはもっと忘れたい。うんでもあたしも怒鳴られるとは思う。あんな間違いしでかしたら当たり前だ。それで何も言えなくなって泣いたりしてしまうと思う。修士の口頭試問の苛烈さは話には聞いてるけど自分がそうなるなんてな…泣くぐらいですめばいい…

うーん指摘された問題や疑問について自分で「そうだなあ」「そうなのかあ」とか思ってたらダメなんだよね、反論とかしなくちゃいけないんだよね、自分の考えなんて吹けばとぶようなものだから、主張なんてそんな大それたことできないんだ、見直しが甘いのはそのとおりだと思う、論文全体が散漫で読みにくいのもそのとおりだと思う、言葉遣いが精査されてないのも考えがまとまってないのもそうだと思う。

そう思うよ。

＊

明日いたたまれない絶対、椅子に座ってから自分の研究要旨について発表できるかどうかもおぼつかない、どう考えてもこの状況は自分が作り上げたものなのだけど何か他のもののせいにしてしまいたい、責任を逃れたい、卑怯だし矮小な考えだけどこれが自分なのでしょうがない。せめて自分の至らなさくらい引き受けられる人間でありたいと思い続けてはいるけどそれは願望であって現実はそううまくはいかない、何が怖いって論文落とすこととか卒業できないことでなくてここまで応援してくれた人に呆れられるのが怖い。既に尊敬してる先生には酷く呆れられてしまった、そっからしてもう何か無理。いろいろ無理。むーりー。

今すぐセロハンテープになりたい。