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ゆめ か うつつ か
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何も言い訳できない。

怒鳴られた方がまだ良かったのかなー。 



氷雨降るなか傘も無くとぼとぼ駅までの道を歩いてたら先生から電話。「十中八九だいじょぶ」。

ただし明日も学校においで、とのこと。一・二の不安はあれどこれは…だいじょぶなんかな?マスター通るのかな?ええーそんな…落とされてもしょうの無いありえないミスをやってしまった気がするのだがこれは…やったあ??でいいのかな?

とりあえず終わったことだけが救い。

終わったよ。

終わったよ!!!

いや、ある程度の誤字とか註の重複は提出直後に気付いてたんだ。だからこれは覚悟してた、けどまさか、昨日電話貰ったときからまさかとは思っていたけどあたし、参考文献 バージョン2のほう提出してた・・・ ・ ・(完成バージョンは3)。

どうりでページ数とかかみあわないし消したはずの文献について言及されると思った、そんでもしかしてと思ったから今日、参考文献は新旧二つのバージョン持ってったけど案の定…もうねでも、そんな言い訳できないっていうかそんな言い訳したら研究者のモラルそのものを疑われそうでとうとう、言い出せなかった、そうだよそんなミス子供でもしないよ!しかも完成バージョンですら間違ってるとこあったのでもう何もいえなかった。脚注の形式も途中で気付いて印刷しなおしたとか言えない。お前今年卒業する気あるのかと自分で自分につっこんだ。いや論の拙さはともかくとして形式的な問題はほんと…かりにも研究者のタマゴとしてほんと…ありえない、はずかしい、こういうミスするからあたしは研究者向いてないんだよ。

誰かに見せてここはおかしいとか言ってもらいたかったし言ってもらえればよかった、でも誰も、見てもらえる人、いなかった。先輩だって忙しいのに、しかも専門違うのに、見てもらおうなんておこがましすぎると思って言えなかった。況や先生はもっと無理だと思った。全部ひとりでやろうとするとこうなるっていう典型だな。なんか途中から泣きそうだったやっぱり、今回副査にあたってくれた先生のことは尊敬しているしわりと好きだ、なのに心底呆れさせてしまっていたたまれなかった、こういうとこでなけなしの信用も好意も失ってしまうのかと思うと今からでも泣きたい。好きな人に軽蔑されるのは辛い。

実は網走まで論文持ってって、船の中でもずっと酔いそうになりながら論文の間違い探しをしていたのだけど、ひとつ間違いを見つけるたびに心臓を針で刺されるような痛みを感じてた。それなりに頑張ったつもりだったんだけどなあ。あたしの頑張りは穴の空いた風船に空気を入れてるようなものなんだなあ。もすこし要点まとめて学会で発表すればって言ってくれるひとも居るけど・とてもじゃないけどあたしには無理。もう無理。さっさと修士号もらってこの世界から抜け出すぞ、って今日何万回目かの決心をした。

個人の営み(学問)が集団の営みになるのが 研究 であって・人付き合いができない人間は研究者になるべきではないのだ。
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