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仕事の都合上、Macの簡単な操作を覚えることになった。
ウィンドウズですら覚束ないのに、と恐る恐る支給された入門書を読んでみたら、予想外に面白くて、読みふけってしまった。何ていうの、暗示的な、象徴的な呪文のような言葉の数々に、つい想像力をかきたてられてしまうというか。
魔法の箱。それはどこにでも転がっていて、誰もがたやすく触れることができる。そして正しく〈命令〉すれば、世界をも構築できる。
うむ。ちょっとボルヘスっぽくもある。
だって「コマンドZ」とか、まるで魔法の呪文じゃん。
実際わたしたちは科学を使ってさまざまな夢を実現しているのだから、これはもう、「科学使い」と名乗ってもいいような気がする。
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ホワイトチョコレートカフェを、ホワイトな日にいただいてみた。んまかった。
以前負傷した時も思ったけど、実際の痛み以上に血って流れるもんだなあ。泣きたくなってしまうからやめてほしい、と思いつつ何事もなかったかのように止血して、素知らぬ体で作業に戻った。
ハサミで怪我とか、今時小学生でもやんないよなあ。つくづく使えねーなわたし、ってちょっと凹む。
もっとこう……スマートな失敗をしたい(だがしかし、失敗した時点でスマートではない罠)。
こないだGとお茶した際に、「友達の結婚式に着ていく洋服がない」(和服ならあったようだが)とシンデレラのようなことを嘆いていたので、わたしの貧しいクローゼットのなかから似合いそうなやつをどんどん出してやった。ちょっと、魔法使い気分。
Gは華美を好まない性格をしているので、めったにスカートもはかない。なのでこの際めいっぱい着せ替えしてやったのだが、結局はおとなしめの黒のビジュー付きレースドレスにおちついていた。うん、まあ、やつらしい。
一重まぶたでクールな顔立ちだし、いろいろ盛りつけたらかっこよいのになー、と思った。
今度また遊ばせてね!(←失礼)
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こないだなにげなく、Gとの付き合いが記念すべき20周年に及ぶことに思い至って、けっこううろたえた。
20年って!すごいよ!!赤子も成人するよ!!!
Gとの出会いは、小学●年生の二学期。
クラスの人数が半端なため、わたしが運良くいちばん後ろでひとりきりの席を得たとたんに、Gが転校してきて(ちっ!邪魔者め!!)と思ったのをよく覚えている。ごめんね~~!
それからまあ、鎌倉まで一緒に自転車で行って迷子になったり、Gがベルギーに旅立ったり、わたしが中国に旅立ったり、いろいろあって今に至る。
うーん、、、ありがたい(のひとことにつきる)。
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朝 起きたら、雪がはげしく降り積もっていて、なんだか歌いたくなったのだった。
こういうふうに雪があとからあとからふりつもる日は、小泉八雲の「布団」という話を思い出す。幼い兄弟が両親をなくし、極寒の雪の日に最後に残った布団まで質屋に持っていかれた。その布団で寝ると、兄弟の会話が聞こえてくるのだ。
おまえさむかろ
あにさんさむかろ
そうして凍え死んだ兄弟の話と、三好達治の詩(太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ)が、オーバーラップするのはわたしだけだろうか。
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雨は多彩な音がするけれど、雪は無音なの。
どちらも好きだけど、ほんらい騒がしい街を黙らせる雪は、より好ましい。
どんよりくもりぞらだったけど、かねてから一度は行ってみようと申し合わせていた御殿場のアウトレットに、ドライブがてらお買いもの。
途中、鮎沢のPAで、mが「ヤバい!」と興奮しだしたので、何かと思ったら
鮎沢オリジナルアメリカンドックのキャラクター、アメリカンドッくん の PV。
アメリカンドックにPVがあることにも驚いたが、その歌が呪いのように強烈で、まいった。
中のソーセージが2センチ7ミリと大きめなのがウリらしく、その旨が歌にも盛り込まれているのだが……、いちどしか聞いてないのに鮮明に単位まで覚えている、このキャッチーな魅力。
買ってしまったよ。いや、アメリカンドックはもともと好きなほうなので。。
ケチャップやマスタードは自分で好きなだけかけるようになっているが、このつぶらな瞳にケチャップをかけるにしのびず、最小限だけかけていただいた。
なによりも、お店のオバちゃんがケースを開けてくれた瞬間、たくさんのドッくんの声(と思しき甲高い音声)で「ありがとうございま~~す!」と唱和され、特設ケースまで用意するその念の入り用に感動すら覚えた。
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で アウトレットの感想。
とにかく寒い。寒すぎた。もう商品見るためでなく暖をとるために店に入っていた。
構成はハイブランド中心の大人向けで、生活雑貨系(ティファール等電化からコペンハーゲン等食器)や玩具系(バンダイがあってびびった)も充実してるから、しっかり狙いを絞り込んで買い物に来るとよいんじゃないかしら。