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ゆめ か うつつ か
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 お昼休み、ポカポカ陽気に誘われてピクニック気分でお散歩。

何となく近かったから靖国神社に行ってしまったのだけど、境内まで行って、ここはピクニックっていう雰囲気じゃねえな、と一寸後悔した。武道館のほうに行けばよかった。靖国には何度か来ているけど、いつ来ても重い場所でやりきれなくなる。警備員はにらみをきかせているし、やたら慰霊碑ばかりだし。

結局ちょっと戻って大村益次郎の銅像の前でおにぎりをもしゃもしゃ食べた。うららかな日だった。


 

拝殿入り口、例の紋章。

併設の戦争記念館、遊就館はいずれまたじっくり時間をかけて見学したいところ。



何かいろいろ考えちゃってダメだ。

どうしていつまでも繁栄していて当たり前だと思っているのだろう、それって自分だけは死なないと思っている幼い子どもと同じじゃないか。

どうしておとなしく老いていこうと思わないんだろう、

日本はどうありたいんだろう。

 

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仕事の都合上、タクシーに乗ることが多い。

長時間乗るとき、相手が話し上手なら会話を楽しむことにしている。よほどに会話のネタが無いときは、お決まりの「タクシーの怪」(乗った女性がいつの間にか消えていたとかそういう類の)について尋ねているが、「よく聞きますけど、経験したことはないですね」という答えがお定まりなところを見ると、そうそう怪異に出くわすものでもないらしい。

ところが先の夏、「この仕事では無いですが、若い頃は霊感が強くて、いろいろ経験しましたね」という運転手に出会った。あいにくその後すぐ家に到着してしまい話を聞きそびれていたのだが、つい二日ほど前にその運転手さんに再会し、せっかくなので怪異体験を話してもらうことにした。

……こう、予想以上に恐ろしかったので詳しくは記さないけど、ひとつだけ印象に残ったことを。

運転手「いやあ、実はね、あちこちに居るんですよ、霊って。何もしないけどうろうろしてるの。街歩いててふっと見つけたり、気付くと部屋の隅っこに居たり。ええ、生きてるひととはどこか違うんです、すぐ分かります」

そ そうか!そうだったのか!!

霊って言えば怖い話ばっかりクローズアップされてるから、なんとなく恐怖の対象にしか思えないけど、そうだよね 何の害も及ぼさないけどただそこに居るだけの霊ってアリだよね。何か納得した!

あとね。夜の山道を運転したりしてて、「こんなとこを何故人が歩いているんだ?」っていうような辺鄙なとこで人を見かけたら、それはもう50パーセントの確率でそーゆーのらしい。

面白かった!

感染してるかも、と思っていると、ちょっとしためまいやだるさにも「もしや!?」と過敏に反応してしまい精神衛生上よくない。いっそ病院で一思いに検査してこようかと思いつつも、確たる自覚症状もなしにみだりに病院に行き医療関係者の手を煩わせるのも悪いしなあとか適当に理由をつけて動こうとしないのは、要するに、めんどくさいのです。

ただ、めんどくさいばかりでもなく、わたしは高熱の状態がわりと好き(体がぐったりすると頭の芯が冴えてくることがあって、この感覚が好き)で、別になってみてもいいなあとか。個人的にタミフルにも興味がある、親父がこれを飲んでなにやら幻覚を見たらしいし。

まあ、そんなこと言えているうちはまだ余裕あるってことで。



 通勤途中。空に見惚れた。

この階段のあるビルのたたずまいがいかにも正統派オフィスビルってかんじで、いつかは登ってみようと思っている。

m「インフルだった!
  検査しましょうって言われたときから血の気が引いたが鼻水で検査するみたいだった!
  心の中での歓声はやむことがなかった(^O^)うおおー!」(原文ママ引用)

!インフルだった!のか!!!

つうわけで、とめどない高熱に病院再訪の結果、まさかの逆転インフルエンザ認定を受けたmは本日より蟄居開始。メール全体に注射をされなかった安堵感がみちみちており、 よかったね と 思う。

しかし自動的に、ここ数日間行動をともにしていたわたしも感染してしまったような気がとってもするんだけど、とりあえず平熱だし自覚症状も無いし・・・・・・さしあたってはマスクをしておこうと思う。

感染しても発症するひとは一割らしいね。


午後十時すぎ、「なんかダメっぽい……」というSOSを受けたので、救急外来にmを搬送。

救急外来って初めて行ったけど、待ち時間の合間にもどんどん病人運ばれてきてびっくり。急病人って尽きないんだなあ……。今日は特に混んでいるらしく、「救急車二台待ちです」ってゆわれた。台数で言われても目安にならねえよ!

まあ、明け方までかかったらちょっと困るな、と思っていたが、二時間半くらいで診てもらえた。

そもそもmは前日から調子が悪く、わたしもアイス持って見舞いに行ったばかりだったんだけど、その時点では熱も下り坂だったし、まさか数時間後におよそ40度まで熱が上がるとは思わないじゃないか。

mはぐったりして黙りこくってるし、これはよほど具合が悪いのだろう、新型インフルだったらどうしよう、などと思っていたら、お医者様はあっさり「胃腸炎の可能性が高いですね」と片付けてくれた。その後、便の形状とかも詳しく尋ねられるmを見ながら、あっ何か今わたしたちの関係すごいレベルまで達しちゃったような気がする、と 思った。便の形状まで知り尽くしちゃってる関係ってすごくね?

mは診断が終わると見違えるように饒舌になっていた。聞くと、以前も胃腸炎で運ばれたことがあり、そのときには苦手な点滴を打たれ脳貧血になったそうで、その恐怖を反芻しかつ再度の衝撃に耐えるべくシミュレーションに余念がなかったらしい。



緊急入院するひとのためだろう、救急外来の近くには浴衣やシャンプーなどの自販機なんかもあって、へえ、行き届いてるなあと感心した。入院はしたことないんだよな。

途中で運ばれてきた青年が紙のように白い顔をしていて、なんだか神妙な気分になってしまったのだった。考えてみれば病院って生死が交錯する場だもんね。

とりあえずはよかった、生きててくれてよかった。

と、まあ、大げさだけど思った。
 

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