悪魔の生簀（いけす）

ｍから

「『悪魔の生贄（いけにえ）』をみた　めっちゃワロタ」

っていうメールが来て、『悪魔の生簀（いけす）』？そんな映画あるの？って思ってしまった。

いや　だって　「ワロタ」（笑った）って言ってるからには、ギャグ映画なのかな、って思ったのと（センスが陳腐すぎて笑えた、という意味だったらしい）、……生簀と生贄って似てないか？

って　返したら

ｍ「悪魔入れ食い！？」

そんなもん釣りたかない！！

＊

もともとｍはイマドキのハタチとは思えないような感性を誇っている。

「クサクサする」「オドロキ桃の木山椒の木」「ギャランドゥ！」エトセトラ・エトセトラ……。

「クサクサする」って、知らないひとのためにゆっておくと〔気が滅入る〕の意味ね。たぶん、「気が腐る（滅入る）」から来てると思うんだけど……どうも、80年代スメルを感じるワードだ。

 

めきめきと秋。

夜の涼しさやら虫の声に秋めいた風情を感じていたのだが。

彼岸花が咲いているに及んでは、秋めきすぎ！と言わざるを得ない。

っていうかもう秋だ。

Ｔ先輩来たる！

仕事場に来たる！

えー！？

……そこに居るはずのない人間を見かけると、どう反応していいかわかんなくなる。別人かと思ってめちゃくちゃ慇懃な会釈とかしちゃったよ！
ま、Ｔ先輩がこの職場紹介してくれたんだから、様子見に来てくれてもおかしくはないんだけど。

何ていうか、Ｔ先輩は、大学とか飲み屋とかそういう背景が似合うっていうか……職場とは馴染まないんだな。合成した写真見てるような違和感が（笑）

学会で上京ついでに仕事がキツくないか、職場に慣れたか、探りに来てくれたらしい。涙が出そうなお気遣い！

わたし「あ、はい、大分慣れました！不規則なのが辛いですが、人間関係も良いですし。それよりわたし今恋してまして……」

←そんな有難いお心をよそに、一瞬でプライベートに話題がシフトするKYなわたし

Ｔ先輩「まぁ…とにかく…元気そうなら良かった」


それにしても変わらないな、と呟かれた。



＊


mとお茶。
抹茶とお団子！

世界が程よく滲んでいる感じ。

喉が痛くてだるくて熱っぽいなー、と思って熱図ったら37.8だった。すわ新型！？と思って調べてみたけど

高熱
胃腸・消化器系統

の症状はないし、考えてみれば平熱が37度の人間だし、最近涼しいのに夏掛けで過してた報いかなぁと思いつつお仕事へ。ちょいくらくらするのでお休みしたいとこだけど、進行上の都合で今は休めない。

そういえば小学生の頃、学校に行きたくなくて、熱々のホットミルクに体温計をつっこんだら42、3度になり、たちどころに仮病がバレたことがある。母は呆れるより先に笑い出していた、まぁ笑うよね。バカだなあ。バカは風邪引かないとはよく言ったもんだ。

99999

０９年９月９日９時９分に投稿！

＊

何かしたかったんだけど何もできそうにない、けど何かしたい・・・というむやみな衝動に駆られた日記。
ゾロメだいすっき。

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ちなみにわたしの好きな数字は「２１」だ。生まれた日のナンバーだということにくわえ、たまたま２１世紀に生きているということもあり・・・・・・昔からこの数字には愛着がある。

２１を迎える誕生日の夜は、ボルヘスの『八岐の園』を読んでいた。これは文字通り時空を越えた暗号の物語で、その類稀な本を読みながら２１を迎えられたことを、わたしは今でも悦んでいる。