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先日暇つぶしにとある博物誌をぱらぱらめくってたら、「仏の三十二相」という話が出てきた。
なんでも、みほとけには三十二の美、或いは高貴の徴があって、仏像はそれに従ってつくられているという。
仏像の特徴なんて小学生にも描けるくらい記号化されてて誰でも知ってる、額に白い毛が生えてる(ビャクゴウ)だとか、福耳だとか、髪の毛がくるくる巻いている(らほつ)だとか・それ以外にどんなのがあるんだろうと思って読みすすめてみたら、
・歯が白い
・目が青く、まつげがふっさり牝牛のように生えている
・肌がなめらかである
・・・・・・・・・まあこの辺は普通に今でも美形の条件だろうが、
・舌が耳につく
・直立したら手がひざまで届く
・手足がぐにゃぐにゃしている
・体毛が全て上を向いて生えている
・水かきがある
・・・・・・・・・・この辺に至ってくると美とかそういうの以前の問題だろう。
わたしは凡人なので、高貴なかたがたの美のセンスはちょっと理解しがたいなあ、とか思った。
直立したら手がひざまで届くって。オランウータンか。。
*
相といえば。
昨今、手相が再流行しているみたいだけど、学生時代、同じサークルに、本格的に手相学(東洋のじゃなくてフランスの、いわゆるパーミストリー)を学んだという男が居て、女の子がむらがってたのを思い出した。
こうした知識はちょっとしたモテテクであることには違いないが、「君って脇の下の肉付きがたっぷりしてるね☆それって仏陀とおそろいなんだヨ☆」とかゆっても多分モテない。