ゆめ か うつつ か
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ついこの間、フランスで反対派を押しきって同性婚が合法になった、というニュースを聞いてわたしがとっさに思ったのは、 「まだ合法じゃなかったのか」 と 「反対派、いるんだ」 の二つだった。 わたしはフランスの同性婚はとっくに合法化されていると思い違いしていたんだな。なんとなく、フランスにはパックス(パートナー法)があるから同性愛が法的に優遇されてるイメージだった。よく考えてみればフランスはカトリック国だから、同性同士の結婚が合法化されてなくて当たり前なんだけど。 でも少なくとも日本よりは同性愛に理解あるフランスで、こと結婚の合法化に関してはいきなり反対派が出てくるのは、なぜ?と。 同性愛者たちも、パックスでなく結婚したがるメリットはどこにあるか不思議に思って調べてみたら。これ 養子を取れるか否かがネックみたいね。 パックスでは不可能で結婚では可能なこと、養子。で、「判断力がない年齢のこどもを、特殊な環境(同性愛カップルの養子)に置くのは虐待ではないか」みたいな意見があると。 ちょっとその理論は考えつかなかった。ゲイに育てられるこども可哀想、的な。すごい健全、健全すぎてキモチ悪い。こどもはマトモな両親に育てられねばならないって、マトモってなんだ。ヘテロでも狂ってる親なんてごまんと居るぜ。 細かい議論を見たわけじゃないけど新聞やニュースで見た意見にこんなんがあってなんか哀しかった。こどもに本当に必要なのは、マトモさではなく愛だろう。
PR