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ゆめ か うつつ か
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とある娯楽番組の調査で、フランスでは日本のように告白及び交際宣言という制度は存在していないらしいことが判明したという。

確かに、「自分はあなたに好意を持つ次第である」と告白し、「自分もあなたに対し好意を持つことにやぶさかではない」とお互い好意を確認しあった後「「それではお付き合いをしませう」という流れになるのは、かねがね大変奇妙というか、不自然な気がしていた。

と、言うのは、本来恋愛とは自然発生的なものなのに、日本における交際の一連の手続きは、どうもある決定的な関係(=結婚)を前提にしているように思えるからだ。「結婚を前提としたお付き合いをしてください」という言葉はよく聞くが、「結婚を前提としないお付き合いをしよう!」とわざわざ言わないもんね。
このへんはしかし、日本人にとって自由恋愛という考えは文明開花以来たかだか百数十年ほどの浅い歴史ゆえに、男女の交際観はいまだ伝統的思考(イエ)の影響下にあると言えよう。

(文明の伝播つうのはまず器=建築など技術的な部分に始まり、精神性など文化的要素は遥かに遅れる、これを専門用語で文化遅滞カルチャー・ラグとゆー。してみると日本人はまだまだ精神面では日本人たりえているのだろう)

それでは、フランス女性における交際観、ずばり「交際している本命男性」認識とはいかなるものかと言うと、デート後にキスを許すのみならず、そのキスに積極的に応えてはじめてその男性を本命と見なしている(言い換えればデート&キスをしただけでは、交際してるとは言えない)という。


弟「と いうことは、フランス女性は、例え何十人の男とデートしたりキスしようが、『付き合ったのはあなただけ』とか言えるってことか」

私「?フランス人ってそもそも、恋人が過去何人と付き合ってたとか、そういう細かいこと気にするの?」

……って

何気なく疑問を呈しただけなんだが、、

何故か、明け方まで議論になった。眠かったしめんどくさかった。しかし弟はもっとめんどくさかったであろう。何故なら私が途中で眠り出したからだ(ひでえ!)

弟の主張→「好きな人物に自分を良く思われたいという気持ちは人類にとり普遍的なことであり、国や民族は関係ない」

私の疑問→「一般に、かくもフランクな交際観を持つ人々のカップルでは、現在ならいざ知らず過去の貞操を話題/問題にすること自体少ない、ていうかナンセンスなのでは?」

……弟は一般的な貞操観念について=マクロな問題、私は一部地域の恋愛文化=ミクロについて問題にしてるので、平行線。

しかし文脈はフランスにおける恋愛認識なのだから、…とか言い出すと永遠に終わらなそうなので止める。。





「恋人に過去を尋ねるのはマナー違反だ」、って昔、知り合いのガイジンはゆってたが。へいへい野暮でごめんなさいねえ、確かに過去がどうあろうが、[今ここにいる君が好き]なんだけど、でも、かっこつけてる余裕もないほど好きになっちゃうこともあるよね??

って今なら反論できる。


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