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ゆめ か うつつ か
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 風になびく水仙の群れ。
以前母と二度ほど訪れたが、ここはとにかく、寒い!! 水仙の見ごろは厳寒の候だからか。凛としたイメージの花なのに、ギリシャ神話のナルキッソスが変じた花だから、花言葉は「うぬぼれ」なんだよな。

  海も空もきんとして鋼のよう。

 下田市の喫茶「邪宗門」へ。アンティークや古ポスト、古看板でレイアウトされた店内がレトロかわいく、居心地良い。駐車場がちょっとわかりにくかったけど。

 ウインナーコーヒーが美味しかった! クリームの部分がほんのりあまくて、酸味のあるコーヒーによく合って。今まで飲んだウインナーコーヒーのなかでは一番好きかも。

店先で店主と思しき老翁が篆刻の作業中で、そうして彫った判子や、店オリジナルのシールが販売されている。とにかくのんびりできる、素敵な店だった。


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夏といえば!

 海!

 水着!!

東伊豆の海にはくらげが少ないことで有名で、阿佐美海岸には、九月近いというのに海水浴客もちらほら。事前の情報でもくらげは皆無とあったので、安心しきってぱしゃぱしゃやっていたのだが・・・・・・ものの10分ほどでmがくらげに刺され(実に二週間ぶりの被害者だと海の家のおばさんは語った)、一時間くらいで引き上げることに。くらげに刺された人って久々に見た。みみず腫れのようになっていて痛そうだったが、おばさんがタイガーバームをつけてくれたら数時間で腫れが治ってしまった。タイガーバームのことをちょっと見直した。

もともとそこまで海大好き!ってわけではないけれど、さすがにちょっとものたりなかったので、思い切って沖のほうまで泳いできた。これは『最後にひと泳ぎ』とゆーよりは、『怖くなるまで深いところへ行って帰心を誘発する』、わたし流の諦め方。

車で数分の伊東マリンタウンにて、海の見える温泉に入ったり、海鮮ランチを楽しんだり。

とりあえず夏の宿題はやっつけたので、お次は山へと向かうのでありました。

今月のお仕事もひと段落つき、晴れてオヤスミをいただいたので、夏の宿題をちゃっちゃとやっつけることにした。

夏といえば!?

 浴衣! 川越で買った犬模様の浴衣、初お目見え~。モスグリーンの浴衣なので、ほんとはオレンジ色の帯を合わせたかったのだけど、見つからず。まあ夏色だしね、と 黄色の帯に。これ、ユニクロで買った浴衣についてた帯なんだけど、使い勝手がよくて重宝している。今回はmも新調した浴衣を持ってきていたのだが、帯を忘れてきてしまっていたので、苦肉の策としてわたしの無地の大判ストールで兵児帯風にまとめてみた。兵児帯のほうがやわらかくて体をしめつけないから楽そうでいいな~~。

そのまま浴衣で熱海散策としゃれかけたが、さすがは夏の最後、観光客の入りもひとしおで、どこへ行っても大混雑。駐車料金一時間二千円とか、足元見すぎだろ。とぶつくさ言いながら、以前も訪れた伊豆山へ参ることにした。

 

伊豆山神社。二年ほど前に訪れたときには閑散としていたのに、なぜかたくさんの、それも若い男性が。

 ・・・・・・なんか絵馬がすごいことになってる!

サブカルに詳しいmによると、なんでもちょっと前に熱海を舞台にした美少女ゲームが出たらしく、そこをあてこんだグッズや企画がいろいろ出ているのだとか。この不況下でも湯水のように金を費やしてくれるオタクを狙ったおいしい企画なんだろうが、架空のキャラへ向けた愛をひたすらつづる、同一人物の絵馬が十枚以上あったりもして、ちょっと、怖かった。

 ビッグネームにふさわしい大きな鳥居が奉納されていたので思わずぱしゃり。

 

伊豆山には紅白の龍が棲むらしく、辰年のmはお守り代わりにステッカーをゲットしていた。

それにしても花火大会を前に、困ったのは駐車場。どこもいっぱいいっぱいで、しょうがないので通りすがりに見た熱海城の夜間営業にたよることにした。少々遠いが、真上から熱海湾を覗く格好なので、見えないということはないだろう。

夜までの間、地下のゲームコーナーで遊ぶ。これがどうしてなかなか、遊び甲斐があった。というのも、以前母と来たときには無かったシューティングやらレーシングやら音ゲーやら(ただし、一昔前のやつ)がそろっていて、全て無料だったのだ。ゲームは不得手なわたしも、無限に遊ぶことができるのでついつい夢中になってしまった。

 花火はもう、言うこと無し!

・・・・・・ゆいいつ、夕飯の時間を逸してしまったことだけ、残念だったかな。伊豆まで来てファミレスで夕飯を食うことになるとは思わなかった。

教訓、東伊豆で夜九時をすぎて夕食を食べようとすると、ほぼ絶対的にマクドナルドとガストしか選択肢が残されていない。


まだ陽があったので、真鶴までドライブすることに。熱海から30分かからないくらいかな、けっこう近かった。

 貴船神社。いちど来てみたかった!日本三大船祭りのひとつがここで行われるんだよね。もう四時をまわるころで、ほかに参拝者もおらず、越天楽が流れる境内にはほろほろ梅が散っていた。なんともよい風情だった。心願がかなうという石に触れてお参り。

 お守りは貴船まつりをかたどったもので、夜の闇を表す黒地に金や赤青緑の糸で船と花火が刺繍してある、なんとも豪華なもの。せっかくなのでいただいてきた。

 真鶴岬。ゆっくり散策する時間が無くて残念だった。また来るぞー。

 真鶴は、その名も「魚座」という魚の市場があるほどの漁港。伊豆の温順な気候+おさかな天国=のらにゃんこ天国、という図式だな。みんなひとなつっこくて、近づいても半目でちらりとこちらを確認して、あとはうつらうつら。いいなあ。

 母の大好物、お寿司をおごる。金目鯛が・・・・!ほんのり柚子の香りのお寿司が・・・・・!熱海の老舗らしくお値段もちょっと張ったが、まあ、早く元気になってくれればいいと思ってさ。やっぱ社会に出てから前ほど相手してあげられなくなったし、たまにはいっか、と。いろいろ難しいひとだけどわたしは母が大好きだし、できるかぎり何でもしてあげたいなあと思う。

ちなみに今回冒頭で「いろいろあった」のは、母が伊豆に連れて行ってくれそうなあらゆる人間に声をかけておいたくせに、いざ全員行けることになったら後の調整もせずにほったらかしていたことに端を発する。自分の目前の都合しか見えない/見たくない姫思考は困り者だが、そういうのがまかり通るのはちょっと、うらやましい。

それにしても老舗のお店に行くに当たって、「お茶=アガリ」「玉子=ギョク」「しょうゆ=ムラサキ」「お勘定=オアイソ」などとひそかに予習したのは秘密だ。

それなのに、ギョクから食べてしまったのは、もっと秘密。

まあ「おまかせ」を頼んだ時点でふりの客だとわかりきられている、電話で場所を尋ねたときに「あ、もしかして御予約の○○さまですか?」って言われて「いえー初めての・・・」とゆったら席もそれなりだったし。ちなみにご予約の常連らしい○○さまはカウンターの角席にわざわざ箸置き&箸をしつらえられておった。センセイとか呼ばれておった。センセイと呼ばれる人間はいちばん信用ならんとわたしは思っている、なぜならわたしですらそういうふうに呼ばれていた頃があったからだ。

いろいろめんどくさいやり取りの末(主に母のダブル・トリプルブッキングのせい)、金曜の仕事が終わってから母を伊豆に運んできた。みんなは心配してくれるが、夜中の道路をかっとばすのは嫌いじゃない。海が真っ暗で何も見えないのはちょっと残念かな、でも渋滞するよりましだ。

午前三時くらいに到着。小腹が空いたのでカップラーメンを食べて寝る。翌朝、花粉症で弱っていた母はだいぶ症状が落ち着いていたので、買い物がてら観光など。


 熱海城。いつもドライブラインから見えるひときわ小高い城の存在が気になっていたが、とうとう行く機会が来た。前知識もなく、さぞかし由緒のある城だろうと期待して行ったら、近くで見たら見るからにエンターテイメントな建物で不安になる。

従業員のひと「ここ、もともとホテルだったんですよー」

うわあ・・・・・・・・由緒もへったくれもない・・・・・・・・・・。
そんで城の中もけっこう「うわあ」ってかんじだった。こう、独特のキッチュさが。何でもありっていうのかな、法螺貝と蜂の巣と日本絵画と日本人形と浮世絵と・・・・・地下の特設春画コーナーは個人的にとても興味があったけれど、母と一緒なのでいまいち盛り上がれず。エロなんて母親と一緒に観るもんじゃねえよな。しょうがないから浮世絵の歴史とか春画のトリビアとかをてきとうに話しながらやりすごした。

 1Fの甲冑の展示。城の展示もあった。そういうのが好きなひとにはたまらないかんじ。

 展望台の眺めはいい。

 仮装写真を母がぜひやりたいというので、お付き合い。母はお姫様をやったので、わたしは甲冑をば。衣装の着付け込みで2000円、写真一枚500円というから、まあこのての写真代にしては普通のほうだろう。ポーズも好きなポーズで、何枚か撮ってくれて好きに選べるから、京都の映画村よりは自由度が高い、が、そのぶん素人っぽい。。感想としては、兜がめちゃくちゃ重くて肩が凝りそうだった・・・・武将はみんな肩が凝っていたんだろうか。

写真は刀を持っているのがいちばんよく映っていた。これは母も同じで(お姫様なのに刀・笑)、ひとは普段めったにもてないものを持つとやはりわくわくするんだな、と思った。





そんなわけで併設のアンティーク人形館はあまり期待せずにいたら、かなり良くて、びっくりした。こっちをメインに据えてもいいんじゃないか・・・・・

総評:メインコンセプトを定めず思うがまま迷走してるかんじがとても、よかった。


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