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ゆめ か うつつ か
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 すごい鳩胸。

人間にもし仮に翼があったとしても、これくらいの胸筋が無いと空を飛べないらしい(グライダー的な滑空はまた別の話)。神話で有名なイカロスとダイダロスが蝋の翼を作ったあと、筋トレに勤しんでいたとしたら、少し面白い。



ところでこういう、神社やら寺の境内に鳩がたくさん居て、えさが一袋いくらで売られている場合、いいんだろうかといつも考えてしまう。野生動物にえさを与えるのは、すくなくとも東京では法律規制されてたよね。それともこの神社で飼っている鳩、という扱いなんだろか。それをいうなら井の頭公園の池の鯉はどうなるのか。あそこの鯉はいいかげん太りすぎて怖い。




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友人がお中元代わりとてチロル工場の直売品を小箱いっぱい送ってきてくれた。夏場にムボーな、とも思ったがそこはそれちゃんと抜かりなくクール便で寄せてくれるところがこころにくい。

 どっっっさり!! 

箱を開けたら全部チロルチョコ、というのはわたしの長年の夢だったが、かなうとは思わなかった。この場合自力でかなえるんじゃなくて他力なところが夢の夢たるゆえんなのよね、誰もそんな馬鹿なことやってくれないもの。

ありがとう友よ、職場でちまちま食べることにするよ。

真夜中、家路についてやれやれと扉に手をかけたとたん、それまで無言で張り付いていた蝉がけたたましく叫びながら体当たりしてきて、心臓が口から飛び出そうなくらいびっくりした。不意打ちなんだもんな。

蝉時雨とはよく言うが、ほんとに蝉が時雨のようにばちばちと自分の体に当たってくるとは思わなんだ。



ところで漢詩や漢文を読んでいると、ときたま女性の美しさを讃える「蝉娟」という言葉が見られる。三國志にも貂蝉という有名な美女が出てくるとおり、この蝉という字には、もともと「美しい」という意味があるらしい。いったいに漢語では蛾眉、蜂腰など美女を虫にたとえる例があるが、しかし、蝉のように不恰好で土色にすすけた様態のどこが美しいのだろう、などと考え、道端に転がる蝉の死骸を見てなるほどと思った。種類にもよるのだろうが、あの、葉脈のように透き通った羽、硝子細工めいてあわれに美しい羽を賛美しているのなら、納得。

或いは短命の儚さを美女の儚さにたとえたか。



 某イベント会場に置かれていた氷柱の花。かきごおりみたような色彩がポップ。

氷柱花を見ると、こどものころに読んだミステリーを思い出す。真夏の庭で見つかった打撲死体のそばに凶器はなく、ただ萎れた花が転がっていた。犯人は氷柱花を被害者の頭に投げ落とし、氷はあとかたもなく溶けてしまったのだという凶器消失トリック。花、氷、そして真夏の死体という不協和音が心に残った。

ちなみこのトリックを応用し、丸めた新聞紙を凍らせて被害者を殴るという「新聞紙殺人事件」を思いついたが、クラスメートは大笑いして取り合ってくれなかった。わたしがまだ一ケタの年齢のころ、やたら捻りのある殺人トリックを考えるのがひそかなブームだったころの話だ。やばいガキだった。



 この花はもう萎れた。

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