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ゆめ か うつつ か
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美味しかったものとか、雑感。

  舞茸は名産品らしい。釜飯やてんぷらでいただいたけど、香りからして既に絶品。日本人は香りのよいきのこ好きだよね。マツタケとか。

  高崎はパスタの消費量全国一、とのことで、街中には洋麺屋がちらほら。ガイドブックに出ていた有名なお店を1・2件回ってみたけど、確かにメニューが豊富!味噌クリームパスタなど、創作系のパスタも充実していて、パスタ好きなmはとても喜んでいた。パスタじゃないけど、「シャンゴ」というお店のフォッカッチャがもっちもっちしてて美味!

  焼きまんじゅう。
これもちらほらいろんなとこで屋台をみかけてて、興味あったので手をだしてみた。いわゆるまんじゅうではなくて、中華のマントウ、すなわちあんなしのおまんじゅうにみそだれをつけてやいたもの。名店で食べればよかったのかもしれないが……、屋台のは……、正直始末に困る味とボリュームだった……。


このほか、太田ではご当地B級グルメの「やきそば」をお持ち帰りしてみたが、やっぱりB級グルメの醍醐味はあつあつのをその場でほおばることにあるんだろなあ。ちょっと味がおちた。

食って寝て温泉いって食って寝て温泉いって、な日々でした。群馬の温泉はアメニティはともかく安くて入りやすい。あと、群馬のひとはみんな、運転がうまくて、ジェントル。ステキドライバーな国、それがGUNMA!


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と いうわけでmの別荘へ一週間ほど遊びに行っていた。山の中にぽつんとあるので夜になってしまうと完全な闇。居心地がよすぎてつい長居してしまった。

  薪ストーブで炎が燃えているのを観るのって、ちょっといいよね。。

*以下かけあしで、おもひで。

    

日本一深い駅、土合(どあい)。もともと谷川岳に登ろうと思って水上へ行ったのだが、思わぬ大雪に断念して立ち寄った。地下ダンジョンみたいな怪しい雰囲気がなんとも言えずいいかんじ。階段の途中に水湧いてるし。

 

迦葉山。天狗のお寺がある。やはり大雪、どノーマルタイヤだったので、時速15キロくらいで山道をのぼっていった。烏天狗の像がかわいい。天狗のお面がずらり並んでいるのは迫力あったな。とりあえず「無事に帰れますように」と切に、せつに祈っておいた。

山ひとつ越えたら大雪だったりするからあなどれない。

 

スバルのある街、太田市にて。親父がスバリスト(スバル車のへヴィユーザーのこと)なので、ここの銘菓「スバルまんじゅう」は入手しておかないと という使命感に燃え、mにむりやり路上駐車させて買い求めた。

 

前橋にある県庁。展望台(無料)は上州三山もみわたせて観光情報もいろいろ手に入るので、一度は足を運んでおいても損はないと思う。

件のスコットランドの城は、正直あまりオススメしない。いくつかの簡単な展示が並ぶくらいでこれといったアトラクションがあるわけではなし、ドラマや映画のロケ地になったりもしたそうだが、そういう思い入れがないとちょっと魅力に乏しい場所。桐生市の無料動物園のほうがまだしも楽しめる(余談だがここのクモザルがすごくカワイイ)。

百穴の土産物屋の主人の強いススメにより、吉見観音へ参る。ここは昨今願いが叶う寺としてつとに名高いらしく、ことこまかく参拝の作法を教えてくれた。好天気の日に参拝すると良いらしく、まさに今日はうってつけ!だという。願いが叶う云々はともかく、伝左甚五郎作の虎の欄間とやらには興味がある。

 駐車場から見える石段と杉の木の風情は、名跡古刹にふさわしい情緒があっていいかんじ。境内も落ち着いていたが、溢れかえる絵馬の数に、願いを叶えたい人々でにぎわう休日の盛況ぶりが伺える。わたしはといえば、現在も十分幸福、絶対に叶えたい願いのあるわけでもなし、普通に家内安全などお参りして左甚五郎の虎を拝んできた。甚五郎の虎は……薄暗くてよくわからなかった。。

  門前の茶屋がまたいい風情。
目に入る草花木々に春の花、茶屋の前の梅は満開、畑の菜の花の黄色は目にも鮮やかで。厄除け団子なるものを賞味して、色あせた緋毛氈でお茶をいただく。

う~~ん のどか……

そこから少し車を走らせて、市民の憩いの湖らしい 八丁湖というものは通り過ぎ、その北側のポンポン山へ。他意はなし、名前のインパクトで訪問決定。

 
神社自体が岩山の上に建っていて、その境内の裏の土を踏みしめるとポンポンという音が鳴るという。

  ここがその境内の裏。
岩がそそり立ち、木の根が地上に這い出ている。なるほど空洞な岩屋を踏みしめるゆえに音が出るのね、と思いつつ、本当にポンポン音がするのかどうか、力強く地面を踏みしめながらゆくと、たしかに音が変わる地点がある。ぽんぽんという軽い音ではなく、ぼんぼんと重い音だったが。面白いので疲れるまでしばらくぴょんぴょん跳ね回る。

  暖かい日だということもあって汗をかいたのでひとっぷろ、と、市内でみかけた看板に沿ってたどりついたお湯へ。

ここ、あたり!
お湯の種類も豊富だし、なにより源泉がよい!ぬる湯でいつまでも入っていられる。

炭酸風呂もよかったな。サイダーに浸かったみたい、全身に炭酸の気泡がつくさまは圧巻。湯の中にちらちらと浮かぶ泡が光に溶けてぱちんと爆ぜるさまは、何かアートな情景だった。

そして先に陣取っていらした三人の老嬢の世間話がすごかった。そもそも平日の陽も高いうちからお湯に来るなんて、ご隠居の特権ではあるのだろうが。

老嬢A「そういえば、○○さん引越しなすったのよ」
老嬢C「ええ?そうなの??」
老嬢B「まあ、どちらへ?」

~20分ほど経過~

老嬢C 「そういえば、○○さん引越しなすったのよ」
老嬢A「ええ?そうなの??」
老嬢B「まあ、どちらへ?」

えええええ!?
何そのデジャヴな会話、と突っ込むわけにもゆかず。面白かった……。



ひとりで遠出するのは久々で、だから、少し寂しかった。
でもこうしてひとりにならないとわからないこともあるなあ、と思った。ひとりになって ひとりでないことを確かめる、そういう、こどもみたいなことをこの年にもなってまだやっている。ばかだなあと思う。



 

不意に時間ができたので、久々にひとりドライブに興ずることにした。

ここんとこ雨がちだった空も久々にお天気で、初めは、よーし気合入れて富士山とか行っちゃおうかなー、などと思っていたのだが、せっかくなので、ひとりでしか行けない場所に行ってみることにした。

この場合の『ひとりでしか行けない場所』というのは『他人を誘うにはちょっと気のひける場所』という意味。わたしにはそんな、名だたる観光地ではないけれど、ちょっと訪ねてみたい場所というのがけっこうある。

そういうわけで、わざわざ人を誘い合わせていくまでには及ばない地味なとこなんだけど、どうしても一度は行っておきたいそんな場所

↓↓↓

  吉見百穴。

埼玉県比企郡吉見町にある横穴墓群、つまり、古代人のお墓。
以前このあたりを通りかかった際、看板を見かけてからなんとなく気になっていたスポット。学生時代、人類学の講義でききかじった坪井先生(百穴を発掘したひと。えらい学者)とコロポックル論争(おおまかに言うと日本の先住民族はコロポックルだとゆー仮説)を懐かしく思い出して。だがまあしかし、多分、穴がいっぱい空いてるだけの場所なんだろうな、と思って行ったら、それだけではなかった。

  軍需工場跡地もあるよ!

戦時中は洞穴を掘り広げ、軍需工場として使っていたらしく、その遺構も残っていた。雰囲気があってこっちのほうがわたし好み。売店のおじさんいわく、以前はもっと深くまで見せていたが、観光客が面白がって入り込んでしまうので現在は入り口近くで封鎖してあるとのこと。見せてもらった全体図は、確かにそうとう深かった。

  「スピッツが来ました。」ええええー!
PV撮ってったらしい。軍需工場とスピッツまさかのコラボに、吹いた。

百穴敷地内のお土産やさんに、発掘当時(百年ほど前)の写真が飾られていたんだけど、穴の前でかっこつけてる書生風の写真が。このポーズ、可愛いなー、と思って見ていると。

「あ それが坪井正五郎さんですよ」

  か…可愛い!!
当時帝大(今の東大)の大学院生、というと、20代後半くらいだろか。昔はそんくらいで大規模な発掘とかしちゃえたんか……にしても「えっへん!」てかんじ。発掘うまくいって嬉しかったんだろうね、よかったね。
そしておじさん、写真撮らせてくれてどうもありがとう。

  ちなみに文化財センターにおられた坪井先生。もうこの路線で行くことにしたらしい。かわいいぞ!!個人的にそこまで好きではなかったけど坪井さん。。
明治大正昭和初期あたりの人類学・民俗学周辺漫画があったら絶対面白いと思うんだけどな!


そして今回の(私的)メインイベント。

 岩窟ホテル。
B級スポットとしては知るひとぞ知る有名スポットなんだけど、吉見百穴に対抗(?)していち農民の方がノミを使ってほりあげたなんちゃって百穴。

ホテルというからには宿泊施設として繁盛したのかとおもいきや、その名前の由来は

「ありゃ、あの人は岩窟掘ってるだ」→「岩窟掘ってる?」→「岩窟ホテル」(吉見町の公式HP参照)

という脱力っぷり。

 
現在は崩落の危険があるので内部は見られないけれど、フェンス越しにもそこはかとなくバルコニーの跡などが見受けられるあたり、往古はさぞかし洒落たたたずまいであったのだろうな、と夢想。

洋の東西を問わず、こういう変人さん、ステキだよね。(*西洋の変人代表:郵便配達夫シュヴァル)
 
……やっぱり、他人は誘いづらいな。
それにしてもえらくわかりにくい場所にあった。ナビのない車で行ったので、ぐるぐる回っちゃったよ。

予想外に景色がよくて、百穴前の川の趣は、思わず車を停めて散策したいほど。桜の頃はたくさん人が来るそうで、それも納得の気持ちよさ。ステキな町だなー、と思った。
 

最初は西武園に行こうかとゆっていたのだが、閉園時間が早くてあまり遊べないことに現地で気付いて断念(気付くの遅い)。スケート場もあるし、フィギュアスケートごっこでもしようかな、と目論んでいたのだけど。

余談だけど少し前から、男子フィギュアスケーター、プルシェンコの「ニジンスキーに捧ぐ」という演技にハマってyou tubeでよく観ている。あんまり観てるので、mには「プルプルしてる(*プルシェンコの動画をたくさん観ている)ねえ」と言われるほどだ。プルシェンコっていうか、演目が好きなんだけどね!


 曇天の多摩湖。このゆううつさは嫌いじゃないんだぜ。

 豊鹿島神社。

室町時代につくられた、現存する都内でもっとも古い神社本殿。前から気になっていたが、いい機会なので寄っておいた。平日・昼間・雨もよいという要因のせいか、境内はもとより付近の公園や人家までひっそりとしていた。森閑を通り越してもはや不気味。

 そんななか、神社脇の公園のこれでもかとばかりにファンシーな遊具やきのこのテーブルが印象的だった。


 お好み焼きで〆。

たまにものすごい食べたくなるが、食べるともうしばらくはいーや、って気分になるなお好み焼きってのは。

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