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ゆめ か うつつ か
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帰ってきたばかりだけどまた明日あさって友達の家におとまり会です、ので旅話の続きはまた改めて!


改めました。詳細は旅・アジアからどうぞ。そしてお泊り会の話はまた後日。





臨月の姉のリクエストでお買い物に付き合った。今時のマタニティ用品はすごいな!妊婦用の下着とか洋服とか、かわいいのがいっぱいある。姉にはお礼にとまだあまり着ていない上等の夏物ワンピース&キャミをもらった、かわいい!うれしい!お姉ちゃん居てよかったと思う瞬間。

何だかいろいろと話したいことがあったんだけど、今、姉の中には+1が居るのであんまり変な話はしたくないと思っていいことばかり話すようにしてた、今の姉+1は美しいものや綺麗な話だけ聞いたり見たりすればいい。

しかしまあそれは母がわたしに対する態度なのだと考えたら何だかちょっとおかしかった。昔、勝手に本や絵(まあいわゆる「きもちのわるい」、猟奇なやつとか)を捨てられたけれどそれはやっぱり愛だったんだなあ。

とはいえ生まれ持った性質というものは救いがたいもので、いくら回避させようとしてもやっぱりそちらへ走って行ってしまうのであった。植物は光のある方向に伸びていく、どんなに歪んでも。

……+1にとっての光がまっとうな光であることを願う。

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今日から数日、台湾に行ってくるのだった。近すぎて&行き過ぎててもう海外という気がしない……まあ一年ぶりくらいにはなるのかな、とはいえ四日しか無いんじゃ挨拶回りもできないな……まあいいや、「旅」ではなく「旅行」だし。通訳兼ガイドとしてせいぜい使われて来る予定。

しかし案の定またパスポートが見つからない。





ひとりで行くのは「旅」、複数で行くのは「旅行」。
または全てセルフ立案のものは「旅」、ツアー会社に任せるものは「旅行」。

今回はフリープランとはいえツアーなので、後者で。





そんでもってひどい嵐らしいけど、飛行機飛ぶかしら。


Pさん&Nさん宅で生春巻きパーティー。

家が遠いから長らく遊べてなかった面子なんだけど、久々に会ってもちっとも変わってなかった!好きだー。
家ん中に葉付き大根、真ん中からぶったぎったやつが飾ってあって(これは何のオブジェだろう)と思ってたら夕飯に出てきた(笑)ほんとは夕飯食べて来てたんだけど美味しそうだからもう一回食べちゃった!ピリ辛肉野菜ライス。

そのまま夜半にはFさんも合流して泊まり込みで近況やら仕事の愚痴やら旅行の話やら漫画話なんかをひとしきり、次の日にはNMさんにBさんも漸次加わって、みんなで春巻を巻きまくる。美味しかったけど二個でお腹いっぱいになった…残念…
春巻の具を入れる皿はいらない紙を折って作ったもの。中にラップをしいて完成。折り方教えてもらったけど、これ便利!使い捨てだからエコだしね。

Pさんの料理は手際も工夫も良くて、学ぶことがいっぱいある。ココナツミルクのスープとか、感動した。

そんでこれからゆっくり雑談タイムって時に家から召喚魔法が。いいタイミングで熱出すなぁ母は。

…片道二時間かかるんよね…







 招待券をもらったので、行って来た!

サーカスは、小さい頃に一度連れて行ってもらったような もらわないような……記憶が曖昧。
今、「聞き分けの無い子はサーカスに売っちゃいますよ!」って叱られる子供はどのくらい居るんだろう、なんにせよサーカスという言葉には楽しさと怖さとが交じり合ってる。別の世界の入り口っていうか、あるかなきかのイリュージョン、非日常の空間なんだよね。

そんなわけでものすごいワクワクしながら行ってきた。行ってよかった。

踊り子のダンス、シマウマやゾウの曲馬芸(かわいい)、美女が虎になる奇術、鉄輪の中のアクロバット、ピエロの幕間劇、空中ブランコ、どれもこれも鮮やかだったけど、特に法隆寺建立の際に演じられた「逆綱」の再現芸が凄かったな。斜めに張った綱を足の指の力だけで登って、一気に滑り降りるの。これ女の人がやってるのを昔写真で見たことがある、綺麗な着物着た女の人が唐傘片手にバランスをとりながら登ってくの。今回は男の人がやってたけど、背中だけで滑り降りてた。すっげえ。。

あまりにもはしゃぎすぎて、同行者に「二十歳以上若返ってた」と言われた。それ幼児並みってことですか。


やっぱりライブはいいなあ、どんな芸でも、臨場感っていうのは大切!ってしみじみ思った。


いっこだけ。ゾウ使いが、いうこときかないゾウに 思い切り肘鉄してるの見ちゃってちょっとショックだった……
ていうか猛獣使いの芸はなんか見てて辛かった。自分たちの爪や牙の方がそんな鞭よりもずっと強いのに、なのにそんな狭い檻の中で怯えてるんだね。かわいそうに。

あたしはミック(仮名)がまともに服を着ているのを見たことがなかったので、新宿の雑踏の中で彼を認識するのは極めて困難だった。





ミックとはアジアの片隅、世界の孤児とうたわれる見捨てられた地の安宿で出会った。

そこは欧米の長期滞在者の間ではちょっと名の知れたところで、長いこと世界をさすらって金も気力も磨り減ったような男達の吹き溜まりだった。あたしがそこに滞在したのは研究調査のためであり、昼過ぎにパンツ一丁でのそのそと起きだしてはテレビに向かってファックファック言ってるやつらを一種ほほえましく思ってはいたものの、あえてコミュニケーションを取ろうと思うほどの余裕は無かった。

ミックと親しくなったのは、あたしと時期を異にしてその宿に泊まっていた弟である。
弟はミックの喋る英語を「かっこいい」と評し、ミックと会話するのを好んだ。確かに、「共同冷蔵庫に入れておいたお菓子を勝手に食べた/食べない」で殴り合いのケンカをすることもある煮しめたような男たちがとぐろを巻いている中で、ミックはかなりのインテリであることはあたしも認めていた。





こんなことがあった。

あたしがその宿のリビングで、談笑している欧米人の輪から少し離れて読書していると、IPおやじ(これは世界中を回りながらIP電話のセールスをしているというおやじだった、うっかりこのおやじのセールストークにはまってしまうと一時間は抜け出せずに困っている旅行者を、あたしは何度か見かけたものだ)が、ひとなつこく

「日本語の本か」

と 話しかけてきてくれた。
それから話題は日本のことになったが、彼らの日本についての知識は「サムライ!クール!」以上のものではなかった。そのうちお調子者のアメリカ人が「日本人はみんなハラキリして死ぬんだぜ」みたいなことを言い出し、さすがに訂正しようかな、と思ったとき、ミックが冷静にツッコミを入れた、

「ずっと以前にすごく有名な作家がハラキリした話は聞いたけど、今はそんなことはないはずだ」。

そして数十年前にイギリスで流行した「MIKADO」という歴史小説がこの愉快な偏見に満ちた日本人観に一役買っているのだというような話をした。あたしはミックが三島由紀夫を知っている(たとえ作品を読んだことは無くとも)ことに驚き、このパンツ一丁のおやじは他のパンツ一丁のおやじとは少し違うらしい、と思った。





さてこのミック(仮名)が現在は日本のサイレントヒル県で英会話の教師をしているとかで、弟や友達も交えて久々に新宿でお茶をしたのだった。

服を着たミックは以前の印象よりも知的で健康そうに見えたが、韜晦的な姿勢を崩さず、しきりにサイレントヒル県は非常にスモールタウンで、エブリデイナッシングトゥドゥであるとこぼすのであった。

しかし実はちゃっかり十五も年下の日本人の彼女へのおみやげをいそいそ買ってあげてるあたり、なーんだすっかりジャパニーズライフをエンジョイしてんじゃん・とか思うのだが、どうだろうか。

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