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ゆめ か うつつ か
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数ヶ月前、Kちゃんと共にヒヤシンスの球根を買い求め、幼稚園時代よろしく水栽培を試みていたのだが。

なんか、ヒヤシンスってこんなんだっけか?というシロモノに出来上がった。

何しろヒヤシンス栽培など二十年以上ぶりなので、花の形も覚束ない。Kちゃんに尋ねてみたら、彼女のものはもっとすくすく伸びて咲いているらしい。

ふにおちないながらも、あまり面倒をみてやらなかったのも事実なので、とりあえずよしよしよくもはなひらいた、と思うことにする。香りが好きだと言っていたKちゃんの言葉を思い出して、花弁に鼻を寄せてみたら、確かに甘く強い香気を感じた。

葉の陰に花香ぐわしく風信子
(はのかげにはなかぐわしくひやしんす)

一句読めた(笑





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姪の初節句だったので、北京土産を渡しがてら姉の家を訪れた。

姪は寝ついたばかりで、すやすや眠る足元には猫がくにゃりと寝そべっていた。赤ん坊と猫は最近になってようやくお互いを認識するようになったらしく、二匹(ふたり?)が揃ったところはまさに最強の癒しタッグ。

ケーキやら雛菓子やらをご馳走になりつつ、北京の変貌を語った。姉に北京を案内したのは9年前で、その頃のわたしは自分の明日もよくわかっていなかった、今もそんなに変わってないけど、さすがにもう怯えて夜の街を徘徊したりはしない。

9年。9年ねえ。。そりゃまあ街も変わるわ、と、ひなあられをぱくぱく食べた。


  
ほんとにもう、逢うのは難しいし逢ったら逢ったで別れは辛いし。

千五百年以上前の詩に共感できるってすごいよね。李賀の詩に、恨みを宿して死んだ人の血が地下に凝って碧(エメラルド)になるとゆーのがあるけど、漢字ってほんと、イマジネーション豊かな言語だよなあ。中国語の本を久々に読んでて、改めてそう感じた。



体調は結構悪くて、服を着るのも辛いくらい皮膚が炎症を起こしている。結局医者に行く暇もなく今月のお仕事は終わり、あと15時間ほどしたら北京へ飛び立つはずなのだが、とりあえず成田より先に医者に行くことにした。

ま、そんな感じで目下荷造り中。。


二日後には北京へ飛ぶというのに、何の支度もできていない。


中国語力と中国通をみこまれたとはいえ、せっかく逃避行するのなら行き先は暖かい南国、果物の甘い香り漂う台湾や、シンガポールが良かったなあ などと思いつつ、実に五年ぶりの中国大陸に心が騒いでいるのは確かだ。あの最低な国をわたしは確かに愛しているらしい。

mんちのご好意で旅費いっさいは無料なのだが、ならばせめて通訳とガイドくらいは勤めよう! と 昔の本を引っ張りだして頑張っていたら、通訳もタクシーもチャーター済みらしい。。

貧乏旅行に馴染みきったわたしにとっては、アッパークラスの個人旅行ってある意味初めての海外より緊張するんですが。。用意するのはバックパックではなくスーツケースなのだな。



さて、六時間後には出勤です。頑張る!!
おとなしく話を聞き流してりゃよかったのについ議論しちゃった、だって、「省エネとかエコってキライ。消費しなきゃ生産なんて無いんだから。経済大国が消費すれば途上国だって生産(シゴト)がまわってきて豊かになれる」とか、言うから。

ウォーラーステインの世界システム論を、わたしにできる範囲で説明したけどわかってもらえず、まあじゃあいいか 60年代に青春を送ったひとと90年代に青春を送ったひとの世代間違和について、って方向にシフトしたら「それはマナ識」だっていうからつい、阿頼耶識の意味及びブッディズム・大乗仏教とインド哲学・上座部仏教の差異の話になり当然話しおわらず…アショカ王も知らずに仏教哲学語るな、って偉そうかしら。



〈俺の幸せのためなら 誰かが傷ついてもどうでもいい〉 って聞こえたの、それがこの世界の基本原理だとは知っていつつ。

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