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ゆめ か うつつ か
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梅雨が終わったら本格的に夏物出さなきゃ、と思っていろいろ整理してたら久々に掃除心に火がついて、よおし今回は徹底的にやっちまうぜ!と、第?次大清掃が勃発。

何せ全面清掃だからいつもは見逃してたCDやらテープやら手紙も清掃の対象で、小学校のときのメモとか不意に出て来ておおわらいしたりする。もう・・・自分バカすぎた・・・。。そうこうしてたら昔の日記とかも出て来て、これも読んでると笑えてしょうがない。留学中、韓国系の美容院で髪の毛に紫入れたとき、ビジュアル系バンドもかくやというほど眩しいほどのシャイニングパープルになってしまってすごい落ち込んだ話とか。。
これねえ、ほんとすごくて、みちゆく人が振り返るほど紫だったの。「家に帰れない・・・」とか弱々しい字で書いてあるの。当時は泣くほど落ち込んだけど、わるいけど、もう、大爆笑。昔の自分に大爆笑。ほかにもシーツ買いに行ってフライパン買って帰った話とか、おもしろすぎるわ。



カセットテープ、高校時代にえぬえちけいのラジオ中国語講座を毎日テープにとってすりきれるほど聞いたやつが出て来て懐かしかった。内容は今思えば呆れるほど簡単なんだけど、英語なんかよりよほど真剣にやってたなあ。



・・・そういうわけで遅々としてお掃除が進まないのです。こまった。

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美術館取材の運転兼写真助手として、八王子のM美術館へ行ってきた。取材はタダで見せてもらえるから好き。M美術館は家具屋の最上階に作られてて、ミレーの収蔵では国内一らしいけど、あんまり有名じゃないんだよね。おかげでものすごくゆっくり観れてよかった。
楽しみにしてたクールベの「波」が貸し出し中で残念だったけど、ディアズ特集は見ごたえがあった。神話画はゴージャスで見ごたえあるよね。ギリシア神話大好きなので楽しめたー。あと個人的に、象徴派のエネルの絵が気になった、あの暗闇に浮き上がる白い裸体がなんともいえずなまめかしー。
家具屋さんの美術館なので、館内には絵にあわせたソファやテーブルが置いてあって、そのコーディネートも楽しい。普段は絶対座る機会無いだろな、ってかんじのアールヌーボー風のアンシンメトリーな寝椅子とか。

その後16号まで行ってお気に入りのカフェでお茶。



ちなみに自分を絵でイメージするならばモネよりはゴッホ、ローランサンよりはキスリング的だと自分では思っているしまあ妥当じゃない?と周囲にも言われる。

絵画については専門ではないし系統的な勉強したこと無いので、興味が思い切り「点」になってるんだけど、ヒエロニムス・ボッスとかルドン、エルンスト、モロー、フィニーなんかが好き。要するにとっても幻想絵画なやつ。
一番好きなのはルネ・マグリットだけどね、小学校の教科書でひとめぼれして、誕生日が一緒だと知ったときは狂喜した。高校のときベルギーの国立博物館で本物前にしたときは興奮のあまり震えたし。生きてる間に本物を目にすることは絶対無いと思ってたからなー。

あたしってほんと、人生に於いてやりたいことを、ほぼ叶えてきたと思うわ。贅沢…

ばーい・マルクス。



愛するというのは害することと似ている、相手とひとつになりたい思いは相手をやつざきにしたいという思いと通いあう、君をすみずみまで解体したい、ばらばらになった君と溶け合いたい、愛とは凶暴な衝動なのです…

…とかそんなことを思いながら高校時代の友人の結婚式に参加したら、彼岸と此岸の遠さに眩暈すらした。



そもそもフォーマルでパステルなシフォンドレスなんか持ってないし似合わないしと真っ赤なチャイナ風ワンピと靴に黒と金のショールで行ったら李香蘭とゆわれ、そこからして何か場違いな気分だったのだが、懐かしい彼女はすっかり美しい花嫁さんになっており、他にも高校時代を知ってるあの子やその子が大人の女性になってて…何か万感胸に迫った。なおかつブーケ争奪戦みくじ(ブーケにリボンが結ばれてて、列席の娘さんがそれをひっぱる)では約二十倍の倍率にもかかわらずあたしが引き当ててしまい、申し訳ない思いにかられた…何の冗談かと。ごめんとてもじゃないけど無理、次は無理。

で・まともな人達に混ざるのもたまにはいいなあと思った、彼氏や仕事の話には参加できずとも、聞いてるだけで楽しい。それにしてもあたしに関する思い出で開口一番焚火を飛び越えた話が出て来るとは思わなんだ。そう言えば3mくらいのでかい焚き火を飛べるか飛べないかで意地んなって飛び越え喝采されたことがあった。あとは靴に鉛が入ってたとか腹筋が凄かったとか酒ばっか飲んでたとか、女子高生というより男子高生ばりの思い出ラインナップに我ながら呆れ果てた。

…靴に鉛入れて足首鍛えてたのは弟ね。



彼女の末永い幸せを祈る、そうなって当然の人だから。




Mんちがあまりに居心地よいのでだらだらしてたら終電無くなった。

しかし3日早朝からGと横須賀のフェスティバルに行く約束をしてたのをうっかり忘れており、根性で五時起きしていったん家に戻り、七時半に再出発。いろいろ面白かったんだけど二日あわせて睡眠時間六時間ほどなのでとりあえず休む。



で 別件の体調不良もあいまって久々にとてもよく眠れたので追記。

・瀬戸内海は剥げていた
→Mんちの近くの銭湯に行った。温泉やスパなんかはよく行くけどこういう神田川で歌われてるような銭湯は初体験で、壁絵は富士山を期待してたのだけど、数百年は経過したフラスコ画かってかんじの瀬戸内海で、しかも(瀬戸内海)って文字で注釈ついてるの。笑った。はやいとこ修復したほうが良いと思うよ。
で 銭湯って500円ちかくとるのにシャンプーリンス石鹸タオルなんもないのな。ラックスの石鹸いっこ買って頭から全身それで済ましたら髪の毛が大変なことに。。

・イン ジ ロウズ(?
→コメディ映画。CIAの潜入捜査官のおっさんと一般人のおっさんが、子供の結婚を機に知り合って国際犯罪に立ち向かうみたいな。美人の女の子が脇役で、徹頭徹尾お腹の出たメタボなおっさん主体なのがアメリカにしちゃ珍しいなと。んでもさあラブシーンとか裸とか水着まで全ておっさんで…おっさん同士でやらせんのはどうかと思ったよ…爆笑。

・特攻野郎/A/チーム
→いろいろなパロで有名なアレ。そういや幼い時に見かけた覚えがある、が・やつらがベトナム戦争の帰還兵だったとは知らなんだ。あたしベトナム戦争ものっていうとプラトーンとかディアハンターとか重いのしか観たことなかったから、「へーこういうのもあるんだあ」とちょっと思った。まあもちろんベトナム戦争が主要テーマじゃないんだけどさ、でもそれで精神を病んだヤツまでちょう明るいノリで、ああこういうのっていかにもアメリカ的だなあと思った。あるいみ健全だよね。

太平洋戦争中満州で鉄道爆破したり南洋で飛行機撃墜してた軍人が、戦後は「何でも屋」になって活躍するとかいう話が日本で作られないのは、日本人は「戦争」を美化しちゃってるからかなあとか勝手に考えた。ちゃかしたりできないの。不謹慎とか考えちゃうの。
まあそもそもベトナムと太平洋じゃ戦争の質がまったく違うしだいいちそれで受けた傷も違うんだけど、でも日本における太平洋戦争ものの映画は、やっぱり「かくも美しき犠牲」ってやつが多いような気がする。泣いて終わり、「戦争っていけないよね」、でもそんなことは一般常識であって、多分どの時代のどの世代の人間に尋ねたって「戦争はいけない」って答えるだろう、アクションとかコメディまでゆかずともドキュメンタリー的なものくらいはあってもいいんじゃないかと思う。真実は泣くことができないほど重い。

・ルパン3のもろもろのひどさ
ほんとに酷かった。サードは初めて観たけど歌から服装のセンスからゴエモンの顔からして何もかも酷い。笑いすぎて涙出た。再放送世代の視聴者としてはやっぱりセカンドを推したい。

・パーフェクトワールド
→クリントイーストウッド監督。脱獄囚とワッチタワー信者の少年の交流。ラスト30分は涙で正視できなかった。Mのさりげなくティッシュボックスを押しやってくれる優しさにすら涙。

・法律や権利はマイノリティのためのものであること
→Mの名言プラスGの考察。足りたる者は要求しない。

・女性の男性に対する着せ替え人形的な愛情、制服と小物
→中井の小説に、女が海軍士官と不倫する話があって、その描写が実に巧くてビビッた。白手袋に手を取られうやうやしくくちづけされたと思うと真っ白な制服の胸に抱きしめられる、みたいな。あたしは元来制服というものには憧憬どころか嫌悪感を抱くタイプなんだけど、うっかりときめいてしまった。このほかにも女が恋人に着物を着せたがる話があるんだけどさ、中井はどうしてこう女特有のフェティシズムを的確に捉えてるんだろう男の癖に!と心底恐ろしくなった。女はしばしば服やら小物やらの細部に拘る、着せ替え人形大好き、「あの人にあの服を着てもらいたい!」って男にゃ無いよね。けどそういう女性の本能的な欲望を理解しちゃったら男としてはおしまいなんじゃねーだろーか、とも思う。

Mと駄弁ってたらそのままお泊まりになり、徹夜でDVD観賞して昼近くまでごろごろして買い物してアイス食べてリゾット作ってこれから銭湯。

気持ちいい日だなぁ。




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