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ゆめ か うつつ か
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…の、博物館に行ってきた。
東北旅行に行ってたMが帰ってきたので近況を伝えがてら遊ぼうってことになって、最近私がハマってる博物館めぐりに連れ出した。Mも煙草呑みだし、ちょうどいいと思って。場所が渋谷で、一人だとどうにもモチベーションがあがらなくてねえ。渋谷は歩くだけでヒットポイント奪われる…。
まず吉祥寺でごはん食べて公園など散歩しつついろいろだべって、それからまったり渋谷へ。博物館の展示はわりと見ごたえあるほうだと思う!世界の喫煙用具や煙草の歴史、日本の煙草パッケージのデザインとか。デザイン集はお金貯めてまた買いに来たい。売店が楽しくて、ドイツの嗅ぎ煙草(アプリコット味)と銀のシガレットホルダー(Mとおそろい)を購入。O・ヘプバーンが持って写真に写ってるやつ、アレ優雅で憧れてたんだ。余談だけどヘプバーンは、実はローマ字を発明した「ヘボン」の英語読みなんだよね。

15日から昭和30年代の煙草店特集をやるのでまた機会があったら見たい、入館料百円だし。





…嗅ぎ煙草はアチュー症候群のあたしには鬼門だった。嗅いだ途端にくしゃみ連発。
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三の丸収蔵館/無料/鑑賞時間:10~20分

貨幣博物館のついでに寄ってみた。駅挟んで反対側だったけど。
去年若冲特集してたとき、ノミさんとさんざん行ったのだけど、今は京焼特集をやっていた。

あたし、焼き物は全く詳しくなくて、中野美代子の短編の影響で唯一憧れてるのが「窯変」だったけど、それが思い描いてたものよりよくなかった。想像してるものの方が出来が良いという事態はわりと慣れてる。桜模様の瓶や青磁に桃やザクロがある瓶が優美で、宝石のようだと思った。蝶模様玉子形合子。とかく卵形に弱い。



日本橋世界遺産展、鑑賞時間:五分。
人多過ぎた。写真展示が主だから見応えなし。中国の世界遺産とか、現地に行ったことあるから写真で見せられてもちゃちいとしか。招待券もらってなけりゃ行かないなー。


消防博物館/無料/地下と1及び3456階が閲覧室、10階は展望台。見応えアリ。

まず驚いたのは、この博物館にはリピーターがかなり多いらしい、ということ。
受付で見学の記帳する際に、「初めてですか?」と聞かれるのだけど、前に並んでたお父さんは「いえ 5~6回目です」とか答えてたし、他にもこの展示に慣れきった様子の親子が多かった。
イメージとしては、土日に「どっかつれてってー」と子供にせがまれたお父さんお母さんが、「無料でクーラー効いてて子供を野放しといても安全な遊び場」を求めて来る感じ。

3階が現代、4階が現代までの流れ、5階が江戸の消防という流れなので、5階から下ってくると良いかも。ちなみに6階は特別展示室という子供の遊び場だった。



↑伝説の赤バイ(交通渋滞のために消防車が活動できない時、消火設備を有したバイクが走ってたらしい)。

こんな感じに歴代消防車やヘリ展示なんかがあったりゲームができたり、あとは消防員の格好で写真が撮れたりする。しかし大抵親子連れがきゃっきゃ遊んだりしてるので割り込む余地はなさそう。



↑纏。
歴史民俗風俗大好きなあたしの場合、一番楽しかったのがこの江戸の火消しコーナーだった。いろは48組の纏やら、火消し装束やら…ゲーム要素も遊び要素も無いから子供も少ないし、面白かった!(あたし、子供は基本的には大好きなんだけど・それは年上として「可愛がる」視点というよりも、同じ立場の遊び仲間・「共犯者」としての視点なので、自分の遊び時間をジャマされるのはとても嫌。)

江戸の火消しは水を使わない、延焼を防ぐためにその周りを「壊す」作業だった、
というのはかねてから聞いてたけど、実際再現映像を見るとすごかった。わーって皆でまだ燃えてない家に取り付いて、要の柱を切ったり障子を破ったり、みるみるうちに家を壊していくクラッシャーぶり。
楽しそう!!!

江戸に生まれたら火消しになりたいなア、と思った。

地下にあるショップには、火消しコースターや手ぬぐい、リアルな救急用具や災害セットなんかもあってなかなか面白かった。車・機械好きな人はいろんな消防車が拝めます。



貨幣博物館/無料/じっくり見ると一時間以上は必要!もりだくさん。
東京駅から徒歩十分ほど、日本橋三越の裏。

鞄を入口で預けるようになってるので、メモ取りたければペンは取り出しておくこと。解説のリーフレットはあるけれど解説されて無い部分が楽しい。

以下 箇条書きでその楽しさを。

・金の大判や一億円の重さを体感できる。
ちなみに、大判=165g。一億=10kg。一億、米袋と同じか…。

・江戸時代の財布が幾つか飾ってあって、デザインにときめいた!皮製で錦鯉が描いてある長財布、青のなめしに花の刺繍、紐でぐるっと巻くようになってるやつ、ボタン式など。仕様は今とほとんど変わらないんだな。
しかしあまり考えたことなかったけど、金やら銀ってかさばるから持ち運び大変
よね。1万円を全部小銭で持ったら重いもんね。。

・何気に本で読んだ知識の補強ができる。二銭銅貨(乱歩)や西郷札(清張)の現物見れたのは嬉しい。

・明治時代の20円がゴージャス!ぴかぴかの金貨なんだもん。あと戦前の紙幣は大きすぎて、財布に入らないと思った。

・日本初の肖像紙幣が飾ってあって、それが神功皇后なんだけど、なぜかイタリア人がデザインしてるのでものすごい外人顔。ドレスとか着ちゃってる感じ。マーガレットとかいう名前でもおかしくない感じ。

・世界のコイン編では、イタリアのコインがかっこ良かった。イタリアが誇る芸術がそのままコインになってるの、ダビンチやらボッティチェリやら。日本もさあ、北斎とか歌麿にすればいいのに~

・めちゃくちゃなのはインフレ時の高額紙幣。ユーゴスラビアの50億ディナール(0
の数がカウントできない)にびびってたら、その横に10ペンゴが一枚ぺらっと
飾ってあった。垓=10億兆。ちなみに、世界最高額面の紙幣らしい。
ちなみにペンゴはハンガリーの通貨単位(だった:過去)。

・ヤップ島の金もすごい。材質、石灰岩、最大3.6メートルって、土木工事でもするのかって勢い。漫画みたいな穴が真ん中に空いてるの。ヤップの貨幣ってすごくて、持ち歩きできるやつでもほら貝なみの大きさ。

・シベリアのコインは手に張り付かないよう皮でできてる。

・個人的に、シャムの賭博用コインはおはじきみたいでかわいい。陶器でできてる
金魚とか、キャンディぽい。陶器と言えばドイツのマイセン製コインなんてのも
あった。

・中国の慶事用コインの意匠もかっこ良かったな、八吉銀。縁起よい蝙蝠やら瓢箪
やら。

↑これ全部展示してあって実際見れる、でも近づきすぎるとブザーが鳴るので注意。警備員もいっぱい居るので注意(日本銀行内に設置されてる博物館なのでもともと警備員はいっぱい居る)

貨幣なんて全然興味なかったけど俄然興味出た。
とにかくツッコミどころ多くて面白い!!これで無料はおトク!!


明治大付属の博物館/無料/じっくり見ても一時間未満程。
地下二階の立地、ひんやり暗い。

日曜の午前中に行ったけど、人少なくて良かった。

商法、刑事、古代の三つの分野の展示に分かれる。
十年位前から明大の地下には「鉄の処女」があると聞いていたのだけれどなかなか実際に観にいけなかったので、今回はいい機会だった。

勿論あたしの目当ては刑事関連の展示。江戸時代の刑具・捕物なんかは、半七捕物帖の描写を思い出して興味深かった。でも 石抱きとか拷問の解説、いちいち「苦痛で失神した」って付けなくても…。鋸引きの仕掛けの実物なんかもわざわざ血糊がついてんの。極門、はりつけ写真もなまなましかったー。
かの有名なギロチンもあった。ギロチンって1981まで実際に使用されてたんだって…!すごいわ…。。
で 鉄の処女(レプリカ)。魔女裁判で使われたアレ。中 とげとげなアレ。縮尺を縮めてあるらしかったけど、かなり大きくて、目を合わせるととても怖い。
単にとげとげになってるだけかと思ってたけど、扉を開くと鎖に引っ張られた下の扉が開いて、死体が落ちるようになってた、合理的。
他には、中世の貞操帯のレプリカなんかもあったな。少なくとも鉄の処女は日本ではここでしか見られないらしいよ。

古代部門ではいろんな埴輪が見れて、それもなかなか楽しかった。
日曜なのでミュージアムショップが閉まってて見れなかったのが惜しかったな。
外から見た限りでは、土偶コースターやら鉄の処女コースターやらがあるらしかった、それも微妙…。。

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