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ゆめ か うつつ か
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絶叫系大好きなmのリクエストにより、午後からゆるりとドームシティへ。

以前来た時は徹夜明けで、コースターに乗っただけで半死状態になったが今回はフリーパスチケットを買うことにした。平日だったので並ぶこともなく、ストレスもフリー!

ここのメインは何と言っても時速130キロのジェットコースターなのだが、記憶していたよりは恐ろしくもなかったな。バンザイしながら乗れた。天気も良くて、青空・ビル・人・車がすごい勢いでぐるんぐるん回っていくのはシュールだった。コースターの真横はすぐ国道で、タクシーや商用車がばんばん走ってるの。考えてみると、オフィス街の喧騒まぢかな都内にあれだけのアミューズメントパークがあるってすごいことだ。日常と非日常がいとも簡単に連鎖している。

今回ホラーハウスにも入ってみたのだが……入る前までが一番ドキドキしたな。体験型かと思ったらミニシアターだった時点で既に相当恐怖感が薄れていた。。内容の質についてはあえて触れないでおく。触れなくていいやっていう出来であることは間違いない。案内人のお兄さんのフェイントが一番怖かった(笑)

記憶している最も新しいホラーハウス体験は高校のときに鹿児島の遊園地にあった音響メインの施設だったけど、それもあんまり怖くなかったな……。一番怖いのは生きている人間だ。

 観覧車より@夕方。

 観覧車より@夜。

夜の観覧車からはきらめく都下を一望できて、非常にオススメ。ほとんど並ばないしね。。

 メリーゴーランド、なのにカエル。いかす。。

クリスマス・イルミネーションも綺麗だったなぁ。
また行きたい。


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新宿末廣亭で寄席を観てきたよ。
9時半開演11時終演で500円ー。500円て!と思ってとりあえず様子見に。

そこそこ席も埋まってたしこれは期待できるかしら・と思ってたら、実際かなり楽しめた。。この値段は格安と言えるわ。

大阪は漫才・東京は落語と言うけど、基本的に座している分落語の方がアクションも落ち着いてる感じ。その分噺家さんの演技力はさすがだったな。お酒飲んでるところとか、ほんとに美味しそうで。

略式落語だから噺家四人の番組のみだけど、やはり四人目がいちばんだった。吉原の二階、待合の悲喜こもごもを語るもので、

この店は
牛と狐の泣き別れ
モーコンコン

とか(笑


隣の人は常連みたいで、「今週は当たり」ってゆってた。うん 当たりだったな。今日行って正解だった!







しかしまぁ・心に屈託を抱えてると笑いも素直に楽しめないものだ。ああ。



I嬢と一緒に、登戸にある日本民家園に行ってきた。

小金井の建物博物館みたいな野外博物館で、白川郷の合掌造はじめ東西の日本民家を移築した見応えある展示。駅から少し離れた郊外にある上、かなり広大な敷地に民家が点在してるのでたっぷり歩けて健康的でもある。

商家や武家、旅籠、農業蚕業漁業などいろんな民家が入り交じって建ってるのはなかなかシュール。。

日替わりで民家の内部見学をやっていたので、お邪魔してみたり。中では地域ガイドのおばさんが囲炉裏に火を起こしていた。煙が虫除けになるから、夏でも必ず焚くんだって。わらとか木とか、虫に食われやすい素材だもんねえ。正にストローハウス。『木綿以前の事』の世界だな。
漁業の家の柱や梁が松の歪みを生かしたそのままの造形で、ちょっとアールヌーボぽいなと思った。



ドマ、ダイドコロ、ザシキなんかのつくりを見てたら民俗学の講義を思い出した。

わたしが鮮烈に覚えてるのは、どの地方の事例だったか、死産した子や生まれたばかりの子の死骸は庭先に埋めてたって話だ。ハカ(墓)を作らないの、そのくらいの子はヒトではなくてカミのうちだから。
どこからが生命か、とか。死生観も大分変遷してるのがよくわかるよね。


時節柄、十五夜のお供え展示があったのが心得てるなあと思いつつ プラネタリウムで星を見て、喫茶店二件はしごして帰宅。

I嬢は相変わらず溌剌と聡明な方でございましたが、それにしても今の時代、聡明であればあるほどある種の苦しみを抱えざるを得ないのかしらとか思っちゃった。

この話はまた改めて。





行ってきた。無料。

この日は札幌でレースがあったとかで、場外馬券を飼うひとたちでにぎわっていた。
競馬場に足を踏み入れたのは初めてだけど、思ったより若いカップル、女の人も居た。鉛筆くわえて新聞を握りつぶしたステテコ姿のにしめたようなオヤジがいっぱいいるのかと思ってた(笑)

明るくて、レストランや遊具つきの公園もあってファミリー向けなかんじ。





さて展示ですが。
一階にはシミュレーションルーム及び日本競馬界のレクチャースペース、企画展示など。
企画で馬専門の写真展をやっていて、ポストカードを無料配布していた。これは嬉しい。。

二階には競馬の歴史や競馬なぜなに入門、スターター・騎手の体験ができるスペースなど。
体験系はお子様専用になっていてひとりでやるのはちょっと恥ずかしいというか寂しい。。
係りのお姉さんに、「各馬一斉にスタート!」とか叫ばれるんだぜ。にこやかに「おひとりさまでも、お気軽にどうぞ」とか言われたけどさすがに辞退したんだぜ。

わたしが面白かったのはやっぱり競馬の歴史に関してだなー。
競馬はイギリス起源なんだけど、最初は賭けの要素はあまり色濃くなくて、騎手がみずから賭け主を呼び込む方式だったんだって。それがフランスに伝わって18世紀くらいに今の馬券システム、すなわち競馬委員会が馬券を設定するシステムになて、それで競馬が「賭け」(ギャンブル)となった、と。
さすがフランス!不道徳ならどんとこいってかんじだね。

イギリス起源だから優勝「カップ」、「~杯」なんだなあ。アーサー王伝説でも英雄には聖杯だったもんね。

そして日本では平安時代から 馬比べ という儀式があって、天皇の前で馬を賭け比べさせてたんだって。
なるほどねえ、だから「天皇杯」なんていうレースがあるのか。

菊池寛やら佐藤紅緑が馬主だったとか、いろんなエピソードも知れて面白かった。寺山修司が競馬好きなのは知ってたけどなあ。

一度くらい馬券を買ってみたいのだが・ギャンブルにはとことん弱い人間なのであまり意欲は起こらない。


まあ競馬って、ギャンブルというよりも高度に計算的・数学的らしいですけどね。
昔、競馬で一発あてて外車を買っていた先輩は、過去十年分の競馬新聞を徹底的に読み込んでデータを洗い出してたなあ。そのひとはクワガタのブリーダーでも小金を稼いでいて、そのために週末になると田舎へ行って汗だくでクワガタ探してるって言ってた。

ギャンブルとはいえ 大金を掴むにはそれなりの努力が必要不可欠であるという見本のようなひとだった。
 

行ってきた。

中国史・イタリア史・アラビア史(要するにシルクロード)に目がないあたしにとってはいつか訪れねばなるまい!と密かに決意していた場所。
結論から言えば、駅から遠くていささか行きにくいところ及び入場料がやや高い(800円)という点を除けば申し分なかった!リピーターになりたい!

常設展の他、特別展(今回は陶器)に出光美術館の所蔵品展示まであるし、曜日によって本格アラビアコーヒーの試飲やパピルス作りが楽しめる!近くにあったら通うのになぁ。三鷹・武蔵野市民は入場料百円になるらしく、本気でうらやんだ。

黒サギ(トト神)のミイラにパルミラのレリーフ、プルシアブルーや金色釉もまばゆいアスターグラス。
それにつけても東大が発掘した三千年前の墓所(復元)はでかかった!葬られていたのは戦士かな、とりあえず古代オリエント好きは行っておいて損は無い。

…写真はアケメネス朝ペルシャの印章ストラップ(レプリカ)。アフラマズダ神とグリフォンが彫られている。東洋のはんこと違って、朱肉を使わず 柔らかい粘土にごろごろ転がして模様をつけるのだって。
印が使われるのは主に約束事、というのは変わらないみたいで、役所の記録や商談内容の上からマイ印章を押したのだそう。貴石・宝石を使って、ふたつとないデザインだったらしい。古代流お洒落。



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