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ゆめ か うつつ か
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 三方向をラーメン屋に囲まれた、ラーメン辻。どうしてこうなった。

カーナビに現れる図絵は、ときにひどく面白い。現実を二次元に置き換えるシュールさというのか。
















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惜しい!①

「ネットで買い物したら、間違えて同じの二つ頼んじゃってさあ。なんだっけ、あの……ジャングル? ジャングルで買ったんだけど」

正解はアマゾン。
百点満点なら七十五点くらい。もう一歩だ。





惜しい!②

「KAT-TUN? 亀の字とかいる?」

正解は亀梨。
亀梨と亀の字、音も似ていて、百点満点なら九十点はかたい。捕物帖ぽくていいよね。亀の字。









「金はないけどお人好しの友達が居てさ。Xっていうんだけど、ちょっとした縁で90くらいのおじいちゃんの介護を頼まれて、一年くらい週2くらいで看てあげてたんだって、無償で。じいちゃん平気で1ヶ月くらい風呂入らなかったりして、家も掃除できないからすっげーゴミ溜めで。

そのじいちゃんには妹が居たんだけど、二人とも生涯未婚で面倒みてくれる身寄りがほとんどなくて、それでXに介護の話が来たらしい。で、その兄妹が相次いで亡くなってさ。遠い親類が財産目当てにやってきたものの、ものすごいゴミ屋敷に恐れをなして逃げちゃって、あとはXに片付けを頼んだんだ、都内にある家三軒分の。建物を壊して土地を売払うのに余計な荷物は不要だからね。

その三軒が三軒とも全部ゴミ屋敷。片付けのできない兄妹だったんだろうな。いざ片付けてみるとゴミや埃に紛れて無造作に青磁や九谷の高級皿に多額の現金なんかがザックザク。じいちゃんたち、ボケててゴミもお宝もごっちゃになっちまったんだろうなぁ」






ちょっとしたメルヘンだなあと思った。壮絶なゴミ屋敷に住む年老いた資産家兄妹。親切な男が富を得るオチも、おとぎ話めいてなんだかほのぼのする。








 病院の壁にはりついていた蛾が可愛すぎて、思わず撮った。オシャレな外見に似合わず、携帯を近づけても微動だにしない肝っ玉野郎。

白地にドットを散らした羽、真っ白なファー、黒くて細い手足に触覚。オシャレだな~と思って調べてみたら、「キハラゴマダラヒトリ(黄腹胡麻斑火取)」というらしい。

「火取虫」といえば、火や明かりに集まる習性のある蛾のことで、俳句の季語にもなっている。火に近づきすぎてその羽を燃やす虫はあわれにうつくしいけれども、最近は、明かりで虫をおびき寄せ、触れたが最後、強烈な電流でばちり、あえなく感電死を遂げるという仕掛けがはやっていて、こうなるともううつくしさもなにもなく、ただ見苦しくて可哀そうだ。












『徒然草』に、「友とするにわろき者」という題があって、うそつきや欲深など普通に敬遠されそうな条件に混じり「病なく身強きひと」という項があり、思わずうなずいてしまった。

健康なひとには、病気の人の気持ちがわからない。鎌倉時代からそう考えられていたんだなあと思うと、ちょっとすごい。





わたしは小さいころからアレルギーやアトピーに悩んでいて、おしゃれやお化粧も、ふつうにできるようになったのは二十代に入ってからだった。「病は気から」というけれど、あれは本当は「気は病から」で、病気になったら気が滅入るしやる気もなくなる無気力になる。そういう負の思いと戦いながら生きるわけで、まるで修行だ。

病というのはそう言う意味で、人を練磨する。磨り減って、あるいはこなごなに砕け散ってなにも残らないひとも居れば、うつくしく光輝くひともいる。














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