ゆめ か うつつ か
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夕暮れにふと立ち寄った喫茶店、店は開いているのに人が居ない。古い木造造りの商家を改造したつくりで、夕闇がたちこめる店内の机にはたった今まで人が談笑していたかのような茶碗のあともなまなましく、一瞬「マヨヒガ」を連想してくらくらする。
が、そのうち店主がにこやかに階上から降りてきた。なんでも、数日後に二階できもの工房の展示会をやるので、その準備に追われているのだという。
ご好意で展示を見せてもらい、それから「月」の話になった。ひとは誰でも生まれた「月」に守られている、という話。平安時代、陰暦を利用した占い(陰陽)は盛んだったが、そのひとつとしてこうした「月齢」の占いがあったという。生まれた日にその月はどのくらい満ち欠けしていたかということで、生年月日から割り出せる。占ってもらったところ、わたしは「十四夜」、十五夜の一日手前。小満月。「正義感が強く、愛情豊か」だそう。
ちなみにmは真反対の「三十日月」、新月の一日手前で「いちばん運が強い」ということだった。当たってるきがするぞ。
が、そのうち店主がにこやかに階上から降りてきた。なんでも、数日後に二階できもの工房の展示会をやるので、その準備に追われているのだという。
ご好意で展示を見せてもらい、それから「月」の話になった。ひとは誰でも生まれた「月」に守られている、という話。平安時代、陰暦を利用した占い(陰陽)は盛んだったが、そのひとつとしてこうした「月齢」の占いがあったという。生まれた日にその月はどのくらい満ち欠けしていたかということで、生年月日から割り出せる。占ってもらったところ、わたしは「十四夜」、十五夜の一日手前。小満月。「正義感が強く、愛情豊か」だそう。
ちなみにmは真反対の「三十日月」、新月の一日手前で「いちばん運が強い」ということだった。当たってるきがするぞ。
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井伏鱒二の『川釣り』という本を読んでいたら、つげ義春の漫画を思い出した。つげが好きな人ならば一読しても損はなかろう。旅、それも侘しい旅の情緒を味わえる。岩波文庫緑。
以前ひと通り語ったこともあるが、わたしは釣りに憧れている。いわゆる老孟的な自然派といおうか、太公望といおうか、隠居然とした境地に早くたどり着きたいと思っているのもある。
ゆえに釣りに関する本は何冊か持っているし、見たこともない朝まずめ夕まずめ、コマセ、ヨセエ、共釣りなど、言葉だけは知ったつもりでいる。あくまで言葉だけなので、詳細を語るとぼろが出るが、そこはそれ、最近流行りの「●●女子」になるつもりは毛頭なくただ純粋に興味があるだけ、それもあくまで知識集蒐上の興味、というわけでこういう会話にもなる。
*
某「川魚のエサ? ミミズを掘ったりかねえ」
私「え、鮎とかは苔を食べますよね。川魚って草食だったりしないんですか」
某「苔を食うのは鮎だけ。イワナなんか何でも食いますからね。昔、でっかいイワナ釣って口開けてみたら、小さな蛇が入ってたことありますよ」
マジで!!?
でもそういえば鯉も川魚だけど悪食だった。井の頭公園の鯉なんてフライドチキン食ってたしね。
ちょっとこう なんていうか 憧れがやや薄らいだ。
以前ひと通り語ったこともあるが、わたしは釣りに憧れている。いわゆる老孟的な自然派といおうか、太公望といおうか、隠居然とした境地に早くたどり着きたいと思っているのもある。
ゆえに釣りに関する本は何冊か持っているし、見たこともない朝まずめ夕まずめ、コマセ、ヨセエ、共釣りなど、言葉だけは知ったつもりでいる。あくまで言葉だけなので、詳細を語るとぼろが出るが、そこはそれ、最近流行りの「●●女子」になるつもりは毛頭なくただ純粋に興味があるだけ、それもあくまで知識集蒐上の興味、というわけでこういう会話にもなる。
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某「川魚のエサ? ミミズを掘ったりかねえ」
私「え、鮎とかは苔を食べますよね。川魚って草食だったりしないんですか」
某「苔を食うのは鮎だけ。イワナなんか何でも食いますからね。昔、でっかいイワナ釣って口開けてみたら、小さな蛇が入ってたことありますよ」
マジで!!?
でもそういえば鯉も川魚だけど悪食だった。井の頭公園の鯉なんてフライドチキン食ってたしね。
ちょっとこう なんていうか 憧れがやや薄らいだ。
豚や牛は屠殺されるときに大騒ぎするが、羊は全く騒がないらしい。『羊たちの沈黙』とはまさにそのことで、御しやすいがために、古今東西、羊は生け贄として扱われてきたわけだ。
例えば美しいという漢字は「見事に肥った立派な羊」を意味し、聖書はよく人民を羊に例える。しかし、同じ羊の仲間でも山羊は不道徳や異端のしるしになるのは何故だろうか。
個人的には味の問題が大いに関わっているのだろうと思う、何となく山羊より羊のほうが肥っていて食いでがありそうだし旨そうだし(もっとも山羊のミルクやチーズはちょっと旨そう)。
例えば美しいという漢字は「見事に肥った立派な羊」を意味し、聖書はよく人民を羊に例える。しかし、同じ羊の仲間でも山羊は不道徳や異端のしるしになるのは何故だろうか。
個人的には味の問題が大いに関わっているのだろうと思う、何となく山羊より羊のほうが肥っていて食いでがありそうだし旨そうだし(もっとも山羊のミルクやチーズはちょっと旨そう)。
過日、北海道を訪れた際に、夕張メロンはかぼちゃと接ぎ木したから果肉がオレンジ色なのだと聞いた。
じゃ、いちごと接いだら果肉は赤くなるのか、ライチと接いだら白くなるのか、疑問は尽きなかったがあいにく尋ねる時間がなかったので、これは今後の課題。
*
イケメンの「イケ」は「イケてるメンズ」の「イケ」だが、「いけ好かない」の「いけ」ってなんだろう、いけ洒々(しゃあしゃあ)、いけ図々しいとかにもついてくるな。
言ってて勢いはつくけど、意味があるのだろうかと思って調べたら、「憎しみ、蔑みの感情を表す接頭語」らしい。なるほど、いけ好く奴とは言わないわけだ。
何となく「行け」を連想してプラスイメージだっだが、マイナスの意味を表してるとは知らなんだ。
じゃ、いちごと接いだら果肉は赤くなるのか、ライチと接いだら白くなるのか、疑問は尽きなかったがあいにく尋ねる時間がなかったので、これは今後の課題。
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イケメンの「イケ」は「イケてるメンズ」の「イケ」だが、「いけ好かない」の「いけ」ってなんだろう、いけ洒々(しゃあしゃあ)、いけ図々しいとかにもついてくるな。
言ってて勢いはつくけど、意味があるのだろうかと思って調べたら、「憎しみ、蔑みの感情を表す接頭語」らしい。なるほど、いけ好く奴とは言わないわけだ。
何となく「行け」を連想してプラスイメージだっだが、マイナスの意味を表してるとは知らなんだ。